大阪・関西万博でのものづくり企業の挑戦
2025年4月に開幕する大阪・関西万博では、革新的な技術が次々と紹介されることが期待されています。その中でも特に注目を集めているのが、「リボーンチャレンジ」です。これは、大阪府内の400社を超える中小企業やスタートアップが、自社の新技術を展示する特別なプログラムです。
MOBIOの出展について
MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)がプロデュースする「No/BORdER~国境・垣根・時代・カベを越える技術展~」が、万博の大阪ヘルスケアパビリオン内で行われます。この展示は、全13社の技術や製品を通じて、「国境」や「限界」を超えるというメッセージを発信します。カンバスに描かれたアイデアを、具現化する企業たちの技術力を体験できる貴重な機会です。
展示のコンセプト「REBORN/do→No/BORdER リボーンの実行でボーダーを越える!」には、技術革新がもたらす可能性と、逆境を乗り越えるための意志が込められています。これは単なる展示にとどまらず、大阪のものづくり企業が未来に向けてどのように進化しているのかを示す、重要なプラットフォームとなっています。
出展企業の技術
MOBIOが選んだ13社はいずれもユニークな技術を持つ企業ばかりです。以下にその一部をご紹介します。
1.
下西技研工業株式会社:不思議な磁石を用いた製品展示。
2.
ナミテイ株式会社:異形線を活かした次世代のモーターコイル素材。
3.
株式会社竹中製作所:持続可能な未来を創造する革新コーティング。
4.
株式会社ジェイテックコーポレーション:次世代集光ミラーの展示。
5.
合同会社 C&M:脳波で操作する建設機械。
6.
ナルックス株式会社:新しいヘルスケア体験の提案。
7.
株式会社第一精工舎:自然と技術の融合をテーマにした新工法。
8.
ハードロック工業株式会社:強度を持った新素材を使用した製品。
9.
宇宙開発協同組合 SOHLA:月面移動ロボットの開発。
10.
菱田技研工業株式会社:壁面を吸着するドローンの展示。
11.
金井重要工業株式会社:不織布を使用した新技術。
12.
田尻薄片製作所:尿路結石に関する革新的な技術。
13.
株式会社ユニオン:未来のドアを開く心の技術。
これらの展示たちは、単なる製品紹介ではなく、技術革新のストーリーが込められています。各企業の展示からは、それぞれがどのような挑戦を行い、未来の可能性を切り拓こうとしているのかが伺えます。
開催概要
この技術展は、2025年7月8日から14日まで、大阪ヘルスケアパビリオン内の「リボーンチャレンジ」で開催されます。展示時間は朝9時から夜9時までで、入場料は無料です。新技術を体験できる貴重な機会ですので、お見逃しなく!
ぜひ、大阪・関西万博に足を運び、未来のものづくりがどのように進化しているのかを体感してください。新たな発見と刺激が待っています。