オージス総研の社会貢献活動
株式会社オージス総研(以下、オージス総研)は、大阪ガス株式会社の100%子会社として、2009年から「はじまるくんパソコン寄贈プログラム」という社会貢献活動を展開しています。このプログラムの目的は、企業が不要になったパソコンをリユースし、障がい者福祉施設や児童養護施設へ寄贈することにより、環境保護と障がい者の就労支援を実現することです。
累計寄贈数5,000台を超える
2024年8月26日、オージス総研は「はじまるくんパソコン」の累計寄贈台数が5,000台を超えたことを発表しました。これは、リユースパソコンを提供してくれる企業や団体の協力があったからこそ達成されたもので、活動開始から15年間にわたり、60社以上の協賛がありました。
寄贈されるパソコンは、福祉作業所でクリーニングやOSの導入等を行い、再生された後、実際の施設に届けられます。これにより、利用者がIT技術を利用する機会を得られ、施設の業務効率化にも寄与しています。プログラムは日本全国に広がり、近畿二府四県のみならず、海外にも届くことがあります。
国際的な支援も展開
特に注目すべきは、寄贈されたパソコンの一部が、NPOを通じて発展途上国にも送られる点です。アジアやオセアニア、アフリカの国々においては、教育や職業訓練に役立てられ、現地の人々に新たな可能性を提供しています。このように、オージス総研のプログラムは、環境保護のみならず、国際的な支援活動にも貢献しているのです。
活動の未来と持続可能性
2024年9月9日には、第15回Daigasグループ寄贈プログラムの贈呈式が予定されており、これには協賛の企業と寄贈先の福祉施設の代表者が一堂に会することになっています。この贈呈式では、寄贈先の施設に贈呈証を渡すとともに、作業を行った福祉作業所への感謝状の贈呈も行われる予定です。
今後もオージス総研は、パソコンリユースによる環境への配慮と、障がい者の就労支援を一層強化していくつもりです。「はじまるくん」を通じて、IT技術を必要とする人々へのサポートを続けていく姿勢が期待されます。
まとめ
「はじまるくんパソコン寄贈プログラム」は、環境貢献と障がい者支援の両方を実現する重要な活動です。寄贈されたパソコンがどのように活用されているか、今後の展開を注視していきたいと思います。オージス総研のさらなる理念の深化と活動の広がりに期待が寄せられています。