WeWork KANDA SQUAREで開催された子ども向けフェスティバルの魅力とは

2025年5月27日、東京都千代田区にあるWeWork KANDA SQUAREで行われた『ピープル子ども好奇心フェスティバル』。このイベントは、玩具メーカーのピープル株式会社とWeWork Japanの協力により実現しました。子どもたちの好奇心を育むことを目的としており、ママやパパと一緒に楽しむことをテーマにした内容が盛りだくさんでした。

コラボイベントの背景

ピープルは2022年からWeWork KANDA SQUAREを拠点とする『ピープル赤ちゃん研究所』を運営しており、そこで行われるプロジェクトが今回のイベントの起点となっています。この研究所では、赤ちゃんの観察を通じて得た知見を活かしながら、参加する親子とともに赤ちゃんの好奇心を探求する活動が行われています。参加者は月に一度の『赤ちゃんをあじわうワークショップ』にも参加できる機会があります。

イベントの概要

1. おもちゃの選び方トークイベント

イベントのひとつとして、おもちゃメーカーの社長が子どもの遊び方に基づいたおもちゃの選び方について語るトークセッションが実施されました。ピープルの代表、桐渕真人氏や赤ちゃん研究所のリーダー、小板氏が登壇し、参加者からの質問にも答えながら、子どもにとって最適なおもちゃとは何か、というテーマについて深い知識を共有しました。

桐渕氏は、「おもちゃの役割は子どもたちの本能的な欲求や潜在能力を引き出すためのきっかけを作ること」と述べ、良いおもちゃの選び方を観察に基づくものと説明しました。小板氏も、「百円ショップのプラカップが赤ちゃんたちにとっての最高のおもちゃになる可能性がある」といった具体的なアドバイスで参加者の関心を引きました。

2. ピープルプレイランド

もう一つの目玉イベントである『ピープルプレイランド』は、WeWorkのオフィススペースに設置された約50平方メートルのプレイスペースで、参加した子どもたちが新商品から定番のおもちゃまでを楽しむことができる場所です。ここでは、ピープルこどもモニターに登録している約30組の親子が招待され、一緒に遊んでいる様子がたくさん見受けられました。

ピープルの社員たちが目の前で遊ぶ子どもたちを観察し、新商品開発に向けたアイデアを得るという実践的な場でもありました。子どもたちが好奇心を発揮しながら遊ぶ姿に、働く大人たちも癒されるひとときだったことでしょう。

WeWorkとピープルの未来

このように幼少期の好奇心を育むことを目的としたイベントは、今後も定期的に開かれることが期待されます。 WeWork KANDA SQUAREは、フレキシブルな職場環境を提供しながら、独自のコミュニティを築いていくプレースとしてさらに進化していくでしょう。今回のフェスティバルもその一環であり、子どもたちにとっての宝物のような体験を創出する場所として、今後も注目を集めるはずです。

このイベントの詳細については、今後も公式ウェブサイトやソーシャルメディアで発信されるとのことです。ぜひ、来年以降の企画にも目を向けてみてください。