信州産カラマツ薪販売
2022-05-26 10:00:13
信州産カラマツの薪販売開始! 齋藤木材工業がEC事業に参入
信州産カラマツの薪がEC販売開始! 齋藤木材工業が新たな事業展開
長野県小県郡長和町に本社を置く齋藤木材工業株式会社が、新たな事業としてEC事業を開始した。第一弾商品は、同社が長年扱ってきた信州産カラマツを使用した「信州産カラマツの薪」だ。
これまで同社は、集成材の製造を主事業としてきた。しかし、丸太の約70%は集成材として活用できない部分が存在していた。この部分をこれまでおがくずやウッドチップ、ボイラーの燃料として活用してきたが、付加価値が低く、収益に貢献できていないのが現状だった。
そこで、同社はこれらの木材を有効活用するため、EC事業に参入することを決めた。ECサイト「https://store.mori-naka.jp/」を通じて、信州産カラマツの薪を販売していく。
EC事業参入の目的は?
同社がEC事業に参入した目的は、大きく2つある。
1つ目は、事業の多角化による企業経営の安定化だ。同社は、国産材を使用した大型木造建築物の実績が豊富だが、売上の大半が建築関連となっている。そのため、事業の多角化を行い、収益源泉を増やすことで、企業経営を安定させることを目指している。
2つ目は、カラマツの安定的な仕入れを実現することだ。同社は、丸太の全てを価値ある商品に変えたいと考えている。EC事業を通じて、カラマツの薪を販売することで、丸太に付加価値を見出し、安定的な仕入れを実現していくことを目指している。
信州産カラマツの薪の魅力
信州産カラマツの薪は、以下のような特徴を持つ。
含水率が低く、着火しやすい
火持ちが良い
ヤニ除去済み
着火剤が付属
これらの特徴から、焚き火やキャンプ、室内の薪ストーブ、テントサウナなど、様々なシーンで活用することができる。特に、テントサウナのストーブには、25cmの薪も用意されているため、奥行きの短いストーブにも対応している。
薪製造専用の工場を建設
同社は、薪製造専用の工場を会社敷地内に建設した。集成材として活用できない木材は、この工場に運び込まれ、薪として生まれ変わる。
齋藤木材工業株式会社について
齋藤木材工業株式会社は、1862年(文久2年)に酒樽製造を開始した歴史ある企業だ。現在では、信州産カラマツ及び地域材を利用した構造用集成材、耐火集成材等の製造加工販売、木質構造建築物の設計・開発・施工などを行っている。
同社は、地域材の有効活用や林業の活性化にも力を入れており、今回のEC事業参入も、その取り組みの一環と言えるだろう。
会社情報
- 会社名
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齋藤木材工業株式会社
- 住所
- 長野県小県郡長和町古町4294
- 電話番号
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