FFS理論を活用した組織パフォーマンス向上ワークショップの報告

FFS理論を活かした組織パフォーマンス向上ワークショップ

2025年10月25日、東京都中央区に位置する「人事図書館」で、株式会社Trustyyle主催のワークショップが実施されました。このイベントのテーマは、FFS理論を使用して多様性を活かし、組織のパフォーマンス向上を図ることです。参加者は事前にFFS診断を行い、その結果を活かしながらチームビルディングに取り組みました。

セミナーの背景と目的

現代ビジネスにおいては、多様性をうまく活用することが組織の持続的な成長には不可欠です。しかし、多くの企業では「メンバーの特性をマネジメントにどう活かすか」が課題として浮上しています。これを解決するために注目されているのがFFS（Five Factors & Stress）理論です。この理論は、個々の行動特性やストレスの傾向を可視化し、相互理解を促進することで生産性の高い心理的に安全なチームづくりを目指します。

このワークショップでは、参加者が自己理解を深め、他者との違いを理解し、それを強みに転換する過程をとても重要視しました。具体的には、理論を学ぶだけでなく、実際に自分自身の診断結果をもとに体感しながら学ぶことに重点を置きました。今後のマネジメントやチームビルディングに役立つ実用的なヒントも得られることが期待されていました。

イベントの詳細

開催日時

- 日時: 2025年10月25日（土）14:00〜17:00
- 開催場所: 人事図書館

登壇者

- 服部穂住氏

早稲田大学卒業後、リクルートHRマーケティング等に従事。マネーフォワードにて組織成長にも貢献。

- 坂井啓悦氏

神戸大学卒の戦略コンサルタントで、今年よりrelateを創業。多様な業界におけるコンサルタント経験を有します。

参加者の反響

アンケートを通じて参加者からの熱意ある意見が寄せられ、その一部は次のとおりです：

- 「人は実績や能力だけではないこと、この特性の違いを理解する事が重要だと気づくことができた。」
- 「FFS理論の知識が増えただけでなく、異なるタイプの人とのワークを通じて実践的なヒントを得られた。」
- 「表面的な情報だけで判断するのは難しいと再認識。対話を通じてより正確に理解し合えるツールが必要で、教育も重要だと感じた。」

成果と今後の展望

このワークショップは、FFS理論を通じて「自己理解」「他者理解」「チーム理解」を深める貴重な実践の場となりました。主に理論的なインプットとdiagnosisをベースにしたチーム体験を通じて、参加者は「違いを強みに変える」ための具体的な気づきを得ることができたのです。人事図書館は「仲間と学びで、未来を拓く」をテーマに、今後も人事関連の実践的な学びの場を提供していくことを約束いたします。

人事図書館について

2024年4月1日、東京人形町にオープンした人事関連職のためのコワーキングスペース。2500冊以上の人事書籍を所蔵し、700名以上の会員が在籍しています。公式サイトで次回のイベント情報が随時更新されるので、ご期待ください。

所在地: 東京都中央区日本橋蛎殻町1-12-7 WACROSS NINGYOCHO 6F
設立日: 2024年4月1日
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