パナソニック、太陽電池モジュール「MODULUSブラックモデル」を新発売

パナソニックが発表した新型太陽電池モジュール

今年の4月21日、パナソニック株式会社エレクトリックワークス社は「住宅用・産業用太陽電池モジュール MODULUS（モデュラス）ブラックモデル」の販売を開始すると発表しました。この新しいモデルは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みの一環として、脱炭素社会を目指す現代のニーズに応えるものです。

背景

近年、エネルギー自給自足のニーズが高まり、住宅用太陽光発電の需要が急増しています。特に、電気自動車の普及や電気料金の高騰を受け、家庭での発電・省エネが重要視されるようになっています。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ZEH）の普及に伴ったこのトレンドは、今後も続くと予測されています。

モデュラスブラックモデルの特長

新型のMODULUSブラックモデルは、N型バックコンタクト方式を採用しており、従来品に比べて公称最大出力が最大14％向上しています。また、受光面に配線と電極を集約することで、誠に洗練された外観が特徴です。具体的には、次のような特長があります。

1. 出力向上: 従来の製品からの出力の向上は、発電量の増加につながります。
2. 温度特性: 夏場でも発電性能が維持され、出力温度係数は-0.26％/℃を実現。これにより、高温時にも安定した発電を行うことが可能となります。
3. デザイン重視: 受光面の配線の裏面集約により、すっきりとしたデザインが実現されています。

モデルと仕様

MODULUSブラックモデルには、標準タイプ、ハーフタイプ、大型タイプの3つのバリエーションが用意されています。各モデルはいずれも4月21日から受注が開始され、以下のような仕様があります。

タイプ	品名	品番	公称最大出力	モジュール変換効率	価格（税込）
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標準タイプ	MS265α	VBM265KJ01N	265 W	22.0％	205,700円
ハーフタイプ	MS130α	VBM130KJ02N	130 W	20.6％	107,800円
大型タイプ	MS470α	VBM470KJ03N	470 W	23.5％	352,000円

それぞれのモデルは、月産25,000台の生産能力を持ち、パナソニックの技術力が詰まっています。

未来へ向けての展望

パナソニックエレクトリックワークス社は、今後もエネルギーソリューションを通じて、快適で豊かな暮らしを実現するための製品を提供し続けるとしています。その姿勢は、持続可能な社会に向けた革新を追求するものであり、私たちの生活の質を向上させるための重要な役割を果たしています。

この新しいMODULUSブラックモデルは、エコを意識したユーザーにとって、有力な選択肢となることでしょう。詳しい情報やお問い合わせは、パナソニックの公式ウェブサイトやフリーダイヤルにて対応可能です。