新しいビデオ判定システム「REFLEX」の導入
株式会社Qonceptが開発したビデオ判定システム「REFLEX」が、2025年12月30日に京王アリーナTOKYOで開催される「第79回 全日本総合バドミントン選手権大会」および、2026年2月28日から3月1日にかけて横浜BUNTAIで行われる「バドミントン S/Jリーグ 2025 TOP4トーナメント」にて公式に導入されることが発表されました。これにより、選手がシャトルのIN/OUT判定を迅速に行うことができ、試合運営のスムーズさが期待されています。
REFLEX導入の背景
バドミントンの試合におけるチャレンジシステムは、勝敗を左右する重要な要素であると同時に、判定にかかる待ち時間が試合のリズムを損なう問題を孕んでいます。そこでQonceptが開発した「REFLEX」は、これらの課題を解決するために設計されました。iPad Proを中心としたシンプルな機材構成と、直感的なタッチインターフェースが特長です。
大会の審判は、このシステムによって瞬時にプレーの映像を確認し、判定を行い、それを大型ビジョンに素早く送信することが可能です。従来は時間を要していた判定プロセスを「10秒以下」というスピードで実現し、観客や視聴者を待たせることのない、正確かつ公平な環境を提供します。
REFLEXの主な機能
1.
直感的なGUI
REFLEXの使い方は非常にシンプルです。iPad Proのタッチパネルを活用し、ズームやスクロールがスムーズに行えます。また、実際のカメラ配置に基づいた「マップビュー」機能により、最適なアングルを瞬時に選択できます(特許出願中)。
2.
迅速な判定フレームの特定
着地の瞬間など、必要なフレームをスムーズに特定し、判定映像を即座にHDMI経由で会場の大型ビジョンや配信映像に出力可能です。
3.
シンプルな機材構成
必要な機材はiPad Pro、カメラ、PoEハブ、LANケーブルのみで、設営や撤収の負担が軽減されます。この構成であれば、12台のカメラを使用する場合でも整理された配線を実現できます。
今後の展開
今大会での成功を踏まえて、今後は日本バドミントン協会の公式ジャッジアシストシステムとして、多くの大会に「REFLEX」が導入される予定です。Qonceptはこのテクノロジーを更に多くのスポーツイベントに活かし、公平性の担保とエンターテインメント性の向上に取り組んでいくことを目指しています。
会社情報
株式会社Qoncept
東京都渋谷区に位置し、画像処理とトラッキング技術に特化したスタートアップ企業です。機械学習を用いた技術や、3次元位置・姿勢推定技術などが、多くの国際競技大会で活用されています。
Qonceptの公式ウェブサイトはこちら
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