株式会社セレスの連結子会社である株式会社マーキュリーは、2024年7月3日より暗号資産販売所「CoinTrade」において、暗号資産レンディングサービス「CoinTrade Lending」を開始しました。
このサービスは、三井物産デジタルコモディティーズ株式会社との業務提携により実現しました。これまで、暗号資産ステーキングサービス「CoinTradeStake」を提供してきたマーキュリーは、今回のレンディングサービス開始により、暗号資産を用いた資産運用における選択肢をさらに広げます。
「CoinTrade Lending」の第一弾として、ジパングコイン(ZPG)、ジパングコインシルバー(ZPGAG)、ジパングコインプラチナ(ZPGPT)の取扱いを開始しました。これにより、ユーザーはコモディティと連動したトークンによる資産運用が可能になります。
従来、コモディティは利息や配当がなく、管理が煩雑といった課題がありましたが、「CoinTrade Lending」では、これらのコモディティトークンを貸し出すことで、利息収入を得ることができます。
マーキュリーは、今後も三井物産デジタルコモディティーズとの連携を強化し、新たなユーティリティを生み出し、顧客に魅力的なサービスを提供していく予定です。
セレスは、ポイントサイト「モッピー」を運営する企業であり、ポイントを一種の仮想通貨と捉えています。同社は、ブロックチェーン技術を次世代のインターネット技術と位置づけ、2021年2月に暗号資産交換業ライセンスを取得し、「CoinTrade」をオープンしました。
「CoinTrade Lending」は、顧客の保有する暗号資産を一定期間マーキュリーに貸し出すことで、銘柄や数量に応じた報酬を受け取ることができるサービスです。少額から簡単に申し込むことができ、複利運用による効率的な資産形成をサポートします。
マーキュリーは、「CoinTrade」を通して、顧客に使いやすいインターフェースとシンプルなトレードビューを提供し、あらゆる世代のユーザーが気軽に暗号資産取引を楽しめる環境を整備しています。今後、新たなサービスを展開し、暗号資産を使った資産運用プラットフォームとして成長を目指していく予定です。