冬の味覚を一杯堪能！「ひとり蟹会席」開催のご案内

日本海の冬に欠かせない味覚、ズワイガニの季節がやってきました。毎年恒例となった「ひとり蟹会席」が、温泉旅館ブランド「界」にて期間限定で提供されることが発表されました。この特別なプランは、2024年11月7日から2025年3月10日までの間、石川県の界加賀、島根県の界出雲、同じく島根県の界玉造の3施設にて楽しむことができます。

ズワイガニの漁期は毎年11月6日から3月20日まで。新鮮な活蟹を使用した料理をこの時期ならではの贅沢として味わうことができます。漁港では、漁師たちが解禁日の夜から準備に取り掛かり、漁船は一斉に海に出ていく光景が見られることも、冬の風物詩として定番となっています。

新型コロナウイルスの影響で多くの人々がひとりで過ごす時間が増え、ひとり旅への関心も高まっています。そのため、幅広いニーズに応じて「ひとり蟹会席」のサービスが開始されることになりました。宿泊客からは、自分のペースで蟹を存分に味わえることへの満足感や、ひとりではなかなか予約が難しい蟹会席を楽しめる喜びの声が寄せられています。

具体的な料理の内容も各施設で異なる魅力があります。

界加賀

界加賀では、伝統的な調理法に基づいた「活蟹のしめ縄蒸し」を一人で味わえます。生きた蟹を特製の塩水に浸し、縄で結んで蒸し上げることで、ふっくらとした身に仕上げられ、6種類のコンディメントと共に楽しめます。地元の九谷焼で作られた美しい器にも注目。料理と器の両方を味わえる贅沢を、一人で楽しむことができます。

界出雲

界出雲のメインディッシュは「松葉蟹の灯台盛り」。日御碕灯台をイメージした盛り付けが施されたこの料理は、手間なく蟹を堪能できる工夫がされています。キャビアや雲丹との組み合わせで、贅沢な味わいを楽しむことが可能です。また、見た目にも華やかな「松葉蟹湯引き刺し」もあり、エディブルフラワーを添えた美しい一皿が登場します。

界玉造

界玉造では、江戸時代から受け継がれている伝統的な調理法を用いた「活松葉蟹の杉板奉書蒸し」が登場します。蟹を杉板と奉書紙で包み、じっくり蒸し上げるため、身はみずみずしく仕上がります。さらに、島根県の地酒とあわせたマリアージュも楽しむことができ、各地の日本酒の個性が蟹の味を引き立てます。

これらの「ひとり蟹会席」は、来年の冬の特別な体験として、多くの方にご利用いただきたいプランです。宿泊料金は、界加賀が72,000円から、界出雲が48,000円から、界玉造が79,000円からとなっています。料理に関しては、事前に公式サイトで予約が必要ですので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めします。この冬、贅沢な蟹の味を自分のペースで楽しめる「ひとり蟹会席」をご体験ください。