スマホdeタッくん、12000台突破
2016-03-15 22:33:10
東京のタクシー配車アプリ「スマホdeタッくん」、多摩地区対応で12,000台超に拡大!
東京のタクシー配車アプリ「スマホdeタッくん」、多摩地区対応で12,000台超に拡大!
東京ハイヤー・タクシー協会が運営する、東京最大のタクシー共通配車アプリ「スマホdeタッくん」が、サービスエリアを拡大しました。新たに多摩地区に対応することで、20のタクシー無線グループ、12,000台以上の車両がアプリに対応。東京23区、武三エリアを含めた合計対応車両数は12,412台となり、東京におけるタクシー配車アプリの利用率は大幅に向上しました。
多摩地区への進出とサービス強化
多摩地区への対応は、「スマホdeタッくん」の利用拡大に大きく貢献すると期待されています。これにより、多摩地域住民の利便性向上、タクシー事業者の業務効率化が期待できるほか、観光客の利用増加も予想されます。
今回の拡大に伴い、ユーザーインターフェースも改良されました。タクシーグループの選択機能が追加され、ユーザーは希望するタクシー会社を選択できるようになりました。これにより、利用者は自身の好みに合わせたタクシー配車を依頼することが可能になりました。例えば、黒塗りのタクシー、エコカーなど、車両の種類を選択することもできます。
さらに、「スマホdeタッくん」は、アイホン株式会社と連携し、住宅インターホンとの連動を開始しました。これにより、自宅のインターホンから直接タクシーを呼ぶことができるようになり、高齢者や体の不自由な方にとって、より使いやすいサービスとなりました。
ポイントサービスとの連携
株式会社H2Hが運営するポイントサービス「time wallet」との連携も開始されました。タクシー乗車時間に応じてポイントが貯まり、様々なサービスと交換することが可能です。このサービスは、ビーコン技術を活用しており、乗車時間の正確な測定を可能にしています。多摩地区からサービスを開始し、順次エリアを拡大していく予定です。
タクシー業界の未来を語る「タクシーミニフォーラム」
「スマホdeタッくん」のサービス拡大を記念して、「タクシーとIT、その未来」をテーマとした公開トークセッション「タクシーミニフォーラム」が開催されました。国土交通省、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、みずほ情報総研など、様々な分野の専門家が参加し、タクシー業界の未来について活発な議論が交わされました。
マスコットキャラクター「タッくん」と多摩地区のキャラクターが共演
「スマホdeタッくん」のマスコットキャラクター「タッくん」と、多摩地区4市のマスコットキャラクターが共演するセレモニーも行われました。立川市の「くるりん」、国立市の「くにニャン」、府中市の「ふちゅこま」、調布市の「ハーモニー君」と「だるチャン」が「タッくん」と共に、地域活性化への期待を込めて、写真撮影などを行いました。
まとめ
「スマホdeタッくん」は、サービスエリアの拡大、機能強化、地域連携などを通して、東京のタクシー利用における利便性を高めています。今後も、更なるサービス向上とエリア拡大が期待され、東京の交通インフラを支える重要な役割を担っていくでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会
- 住所
- 東京都千代田区九段南4丁目8番13号自動車会館6階
- 電話番号
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