阪急バスが実施する『バス一時停車訓練』について
阪急バス株式会社は、2024年9月3日(火)に大地震発生時の初動対応を想定した、『バス一時停車訓練』を行うことを発表しました。この訓練の目的は、万が一の際に乗客の安全を確保することにあります。訓練は15時3分から約1分間で行われ、運行中の一部バス車両を安全な場所に停車させ、乗務員によって車内の状況説明と負傷者の確認が行われます。
訓練のポイント
この訓練は、運行中の田阪急バスの特定の車両を対象に実施されます。対象となる車両は、営業車や回送車、さらにはコミュニティバスも含まれます。運行中の車両が交差点近くやトンネル内、狭隘道路を通過している際には、乗務員が安全に停車できる場所を判断し、訓練を行います。もし安全に停車できないと判断される場合、その車両では訓練は実施されません。
訓練の流れ
訓練の具体的な流れは以下の通りです。
1.
15:00 - 訓練実施の案内を車内のお客さまに伝えます(訓練対象車両のみ)。
2.
15:03 - 大阪府を震源とする震度7の地震が発生する想定で、運行中の訓練対象車両はハザードランプを点灯し、安全な場所で停車します。乗務員は、車内のお客さまに状況の説明と負傷者の有無を確認します。
3.
15:04頃 - 車内のお客さまに訓練終了の案内を行い、運行再開をします。
この訓練に伴い、各停留所への到着時刻に遅延が発生する可能性があるため、利用者には事前にご了承いただくようお願いいたします。また、同日には『令和6年度大阪880万人訓練』も実施されるため、そちらについてもご認知ください。
最後に
阪急バス株式会社のこの取り組みは、日常の安心と安全を確保するためにとても重要な施策です。バスをご利用の皆様にはご迷惑をおかけしますが、安全確保のために、ご理解とご協力をお願い申し上げます。今回の訓練が、万が一の際の迅速かつ適切な対応に繋がることを願っています。
詳しくは、阪急バスの公式サイト(
阪急バス公式サイト)でご確認ください。