EUビジネスハブ、「SMART ENERGY WEEK」への出展
2025年2月19日から21日、東京で「SMART ENERGY WEEK / GREEN TRANSFORMATION WEEK」が開催され、EUビジネスハブが出展しました。このイベントは、日本企業と欧州の中小・スタートアップ企業とのビジネス機会を創出することを目的としたもので、特にグリーンエネルギーに関心のある参加者に注目されました。
EU Green Transition パビリオンの設立
今回の出展は、日欧産業協力センターとの共同で進行され、特に「EU Green Transition パビリオン」として、日本市場に向けての欧州企業の最新技術や製品を展示しました。このパビリオンには、環境に配慮した技術やソリューションが所狭しと並び、業界関係者から多くの関心を集めました。
駐日EU大使の訪問
イベント中、ジャン=エリック・パケ駐日EU大使がパビリオンを訪れ、出展企業の代表と対話を行いました。大使は「多くの欧州企業が日本市場に注目し、エネルギー分野や気候問題に対するイノベーションの象徴をここで目にすることができ嬉しく思う」とのコメントを寄せ、欧州企業とのパートナーシップの重要性を強調しました。
ビジネスマッチングイベントの開催
さらに2月18日には、SAKURA DEEPTECH SHIBUYAにて「EU-Japan Green Transition - Business Matching」が行われ、韓国と日本の企業が直接交流する貴重な機会が提供されました。このイベントでは、企業間のネットワーキングや製品紹介が行われ、新たなビジネスパートナーを探すための重要なセッションが展開されました。
参加企業からは、エストニアのUP Catalyst社やフランスのHSL Technologies社がその技術力をアピールしました。UP Catalyst社は「このビジネスマッチングを通じて、多くの日本企業からの関心を引き、持続可能な技術の市場における可能性を感じている」とコメント。HSL Technologies社も「日本は水素インフラの構築において重要な市場であり、現地の企業との協力関係を築ける機会が得られた」と述べています。
日本市場の重要性
スペインのX1Wind社も参加し、「日本のエネルギー需要と資源状況を考えると、ここでのビジネスチャンスは計り知れない」との期待を示しました。EUビジネスハブの取り組みは、こうした欧州の先端企業が日本市場に進出する手助けをしていることが分かります。
今後の展望
次回のビジネスミッションは2025年4月23日から25日に開催される「JAPAN IT WEEK 2025」を予定しており、デジタルおよびグリーン技術分野におけるさらなるマッチングが進められます。このように、EUビジネスハブは日本市場でのプレゼンスを強化し、両地域の企業にとって有益なパートナーシップを生み出すことを目指しています。
日欧産業協力センターの役割
日欧産業協力センターは、日欧間のビジネスや投資を促進するために設立され、多方面での協力を支援します。彼らが進行するこのプロジェクトは、日本と欧州の間で持続可能なビジネスの流れを築くための重要な一歩です。
EUビジネスハブは、今後も日本市場において重要な役割を果たし続けることでしょう。これからの取り組みにも期待が寄せられています。