東京システムハウスの新機能が食品業界を支える
東京システムハウス株式会社は、2024年11月5日より、原料規格書回収管理サービス「TOREPAS BANK+」に新しい機能を導入すると発表しました。この新機能では、管理された原料規格書のうち承認されたものを、品質情報管理システム「TOREPAS」の原料データベースに自動的に登録することが可能になります。
時間の節約と業務負荷の軽減
この機能の追加により、部門間での情報共有が円滑になり、データ登録にかかる時間を大幅に削減することができます。また、原料データの新旧比較も簡単に行え、担当者のチェック作業も効率化されます。食品企業にとって、このような業務の負担を軽減することは非常に重要です。
TOREPAS BANK+は、食品業界専用のクラウドサービスであり、原料規格書の依頼、回収、管理を行います。サプライヤー別に原料規格書を管理することができ、社内承認のワークフローや過去データの管理も簡単です。さらに、原料メーカーへの依頼メール作成も不要で、業務効率を高めるための設計がされています。
原料データベースの自動登録とは
食品業界では、品質管理システムの導入が進んでいますが、これらのシステムはまずデータベースへのデータ登録から始まります。従来は「TOREPAS BANK+」がドキュメント管理として、また「TOREPAS」がデータベースとして、別々のサービスとして利用されていました。
新機能では、「TOREPAS BANK+」で承認された規格書が自動的に「TOREPAS」の原料データベースに登録されます。この過程で、過去のデータと比較し、差異の確認が行われるため、承認されたデータのみが登録される仕組みとなっています。これにより、従来必要だったExcelのダウンロードやデータ取り込み作業が不要になり、作業時間の短縮が実現します。
TOREPASの特徴
現在、TOREPASは約150社の食品業界企業に導入されています。原料規格書情報や商品情報をデータベース化し、商品規格書の作成や原材料表示の作成が可能です。これにより、品質管理部門の業務効率化が大いに進むでしょう。
東京システムハウスの取り組み
東京システムハウスは、1976年に設立され、業界内での豊富な経験とノウハウを活かし、AIやIoTを利用した最新の開発を行っています。ロボティクスやクラウド、オープンソース等の先端技術を駆使し、顧客企業の成長を支援するためのサービスを提供しています。
問い合わせは、東京システムハウス フードテックサービス部まで。メールでの連絡も可能です。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください。
東京システムハウス株式会社公式サイト
TOREPAS BANK+の詳細はこちら
TOREPASの詳細はこちら