CO₂排出量算定システム「炭削くん」が導入7000件突破、その特徴と利用方法

CO₂排出量算定システム「炭削くん」が導入件数3000件突破！

2023年1月からサービスを開始したCO₂排出量算定システム「Zero-Carbon-System（炭削くん）」が、この1年間で3000件以上の企業に導入されました。このシステムは、企業のカーボンニュートラルをサポートするために開発され、幅広い企業が利用できるよう、手頃な料金設定がされています。

サステナビリティの必要性

昨今の気候変動問題は、企業にとっても無関係ではありません。温暖化や異常気象の影響を受け、企業は取り組むべき課題としてカーボンニュートラルの重要性が高まっています。そこで「炭削くん」は、CO₂排出量を容易に算定できるツールとして注目されているのです。

「炭削くん」の主な特徴

1. マルチデバイス対応

「炭削くん」はPCやスマートフォンなど、さまざまなデバイスから利用が可能です。いつでもどこでも、手軽にアクセスできるのが大きな魅力です。

2. サプライチェーンでの排出量算定

このシステムは、Scope1からScope3までの排出量の算定が可能です。企業の活動全体を網羅したGHGの算定が実現できるため、自社だけでなく、サプライチェーン全体の環境負荷を可視化することができます。

利用の流れ

1. データ入力
各種エネルギー使用量（電気、ガスなど）のデータをシステムに入力します。請求書や使用記録をベースにしています。

2. 排出量の算定
入力されたデータをもとに、企業のGHG排出量が自動的に算定されます。算定結果は視覚的にわかりやすく表示され、設定した排出量削減目標の進捗状況も同時に管理可能です。

3. レポート出力
算定結果はレポートとして出力でき、社内の環境報告などに利用することができます。

利用料金の詳細

「炭削くん」は、初年度利用料が無料となっており、その後の年間利用料金は月額2200円からスタートします。さらに、最大5ユーザーまで同料金で利用可能なため、コストパフォーマンスも優れています。

まとめ

地域金融機関としての役割を果たすため、肥後銀行は「炭削くん」を通じて企業の脱炭素社会の実現に貢献していく方針です。カーボンニュートラルに向けた取り組みは今後も一層重要になると予想されます。さらに多くの企業がこのシステムを利用し、持続可能な未来に近づくことが期待されます。

気候変動対策としても優れた「炭削くん」を是非、利用してみてはいかがでしょうか。