Citi、LGBTQ+ダイバーシティ経営で8年連続最高評価!インクルーシブな職場環境への取り組み
グローバルに展開する金融機関Citiが、LGBTQ+を含む性的マイノリティのダイバーシティ推進において、高い評価を得ています。一般社団法人work with Prideが策定する「PRIDE指標」において、8年連続で最高ランクのゴールドを受賞したのです。
PRIDE指標は、企業や団体のLGBTQ+への取り組みを評価する指標として、2016年に日本で初めて策定されました。Policy(行動宣言)、Representation(当事者コミュニティ)、Inspiration(啓発活動)、Development(人事制度・プログラム)、Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)という5つの項目で構成され、それぞれの項目で定められた要件を満たすと点数が付与され、その合計点に応じてゴールド、シルバー、ブロンズにランク分けされます。Citiは、この厳しい基準を8年間クリアし続けているのです。
Citiの取り組みは、単なる指標への適合にとどまりません。東京レインボープライドや沖縄ピンクドットへの協賛など、LGBTQ+コミュニティとの積極的な関わりを重視しています。具体的な施策としては、社会保険の適用外を除き、事実婚関係や同性パートナーにも適用される医療保険のパートナー福利厚生や育児休暇などを導入。多様な社員が安心して働けるよう、制度面からもサポートを行っています。
Citiが目指すのは、すべての社員が平等で、互いを尊重し、自分らしく働き、成功できる環境です。これは、グローバルレベルでの取り組みだけでなく、日本独自の文化や社会状況を踏まえた、きめ細やかな配慮に基づいています。
Citiは、国際取引を必要とする顧客のための金融パートナーとして、またウェルス・マネジメント分野のグローバルリーダーとして、世界約180の国と地域で事業を展開しています。個人、法人、政府機関など、幅広い顧客層に対して、多様な金融商品とサービスを提供しています。
Citiの8年連続ゴールド受賞は、単なる企業の社会的責任を果たしたというだけでなく、多様な人材を活かすことで企業の競争力を高めるという、現代のビジネスにおける重要な潮流を示すものです。今後、他の企業もCitiの取り組みを参考に、よりインクルーシブな職場環境づくりを進めていくことが期待されます。Citiの取り組みは、日本のLGBTQ+ダイバーシティ推進において、大きな影響力を持つでしょう。
Citiの今後の動向にも注目が集まります。多様な人材が活躍できる環境づくりは、企業の持続可能な発展にとって不可欠であり、Citiはそれを体現する先進的な企業と言えるでしょう。