株式会社宣伝会議は、2023年7月18日に表参道のセミナールームで「人財会議カンファレンス2025」を開催しました。このイベントは、人的資本経営をテーマにした様々な講演が行われるもので、参加者はその重要性と実施手法を学ぶ貴重な機会となりました。
1. 人財会議の目的と意義
本カンファレンスは、宣伝会議が提供する人的資本経営の実務ノウハウを共に推進するためのプラットフォームです。HR部や経営企画部門を対象にした新しいプロジェクトであり、人材を企業の重要な資源として捉え、その育成と活用を図ることを目的としています。多様なメディア、教育講座、イベントを通じて、参加者は実践的な知識を深めることができます。
2. 講演内容の紹介
当日は、まずNECの森田健氏が登壇し、彼の提唱するカルチャー変革プロジェクトについて紹介しました。森田氏は、組織内外への情報発信を通じた文化浸透のプロセスを解説し、実際の事例を通じて聴衆を引き込む内容でした。
次に、アトムストーリーの村上賢太氏が登壇し、組織文化を“伝わるかたち”に可視化するためのストーリーデザインの考え方を説明しました。彼の講演は、参加者にとって新しい視点を提供するとともに、実践的な手法に対する期待感を高めました。
さらに、著名な著者である音部大輔氏が、人的資本の設計思想についての解説を行いました。このセッションでは、人的資本を戦略と資源の観点から理解し、その重要性を再認識させられました。
3. 充実したネットワーキング
カンファレンスの後半にはネットワーキングパーティーが行われ、参加者同士の交流が促進されました。名刺交換や活発な意見交換が繰り広げられ、多くの参加者が自らの経験や考え方をシェアする機会となりました。イベント後に実施したアンケートでは、90%以上が満足と回答し、人的資本経営の重要性とその実践内容に関する理解が深まったことが示されました。
4. 人財会議の今後の展開
このカンファレンスは、今後も定期的に開催される予定であり、企業のマネージャー層を対象とした「インターナルコミュニケーション」や「従業員エンゲージメント」などのテーマに基づいた研究会も実施しています。興味のある方は参加をお勧めします。人財会議に関する詳細は、特設サイトで確認できます。
人的資本経営に関する関心が高まる中、こうしたイベントは情報交換と実務的な知識の向上を促す重要な場となっています。今後のカンファレンスにも多くの方の参加を期待しています。