learningBOXが受賞候補に
2024-10-28 14:17:33

学びの未来を拓く「learningBOX」がBett Asia Awards 2024ノミネート

学びの未来を拓く「learningBOX」がBett Asia Awards 2024ノミネート



「learningBOX株式会社」(本社:兵庫県たつの市)が提供するクラウド型eラーニングシステム「learningBOX」が、鹿児島大学をはじめとした6つの大学と1校の高校で行われた臨床試験を通じて、社交不安症に対する有効性が実証されました。この取り組みの成果として、「Bett Asia Awards 2024」のウェルビーイング賞にファイナリストとしてノミネートされたことをお伝えします。

Bett Asia Awardsとは


Bett Asia Awardsは、教育技術(EdTech)の革新を称えるために設けられた表彰制度です。この賞は、アジア太平洋地域において教育を改善する取り組みを行っている学校や団体、個人を対象にしています。次回の授賞式は2024年10月2日にマレーシア・クアラルンプールで開催される「Bett Asia 2024」と同時に行われます。

社交不安症を軽減する取り組み


近年、SNSの普及や新型コロナウイルスの影響により、若者のメンタルヘルス問題が深刻化しています。特に社交不安症(SAD)と呼ばれる状態にある若者は、日常生活や学業、就職の場面で様々な課題に直面することが多く、早期の医療介入が求められています。しかし、専門的な治療を提供する機関の数は限られ、特に地方ではアクセスが難しいという現状があります。

臨床試験の概要


2022年12月から2023年10月にかけて、参加校の教授が「learningBOX」を使用して、インターネットを介した認知行動療法(ICBT)の臨床試験を実施しました。試験には77名の大学生と高校生が参加し、大きく介入グループとコントロールグループに分かれました。

介入グループには「learningBOX」を介して社交不安症を克服するためのコンテンツが提供され、10週間の介入期間終了後には、介入群の61%が症状の改善を見せる結果となりました。この成果は、ICBTが社交不安症の症状へ効果的に働きかけることを示しています。

低い脱落率と明確な効果


本試験では、ICBTを受けた若者の社交不安症状が平均34%減少し、脱落率は9%と非常に低いことが確認されました。これらの数値は、若者に自助的に取り組むことのできる手段として、ICBTが有効であることを示すデータとなっています。

専門家のコメント


鹿児島大学病院の松本一記講師が述べたように、社交不安は多くの人が抱える感情の一部であり、適切な治療が受けられないことが多いのが現状です。learningBOXを活用することで、認知行動療法を必要とするユーザーに迅速かつ安全に提供できる可能性が開けています。

learningBOXの特徴


「learningBOX」は、手軽に教材を作成・管理できるクラウド型のeラーニングシステムで、全国の企業や教育機関に利用されています。直感的なインターフェースでITに不安がある方でも簡単に操作できるため、多くの利用者に支持されています。また、定期的なバージョンアップが行われ、常に新しい機能とユーザーの要望に応える姿勢を持っています。

まとめ


learningBOXがBett Asia Awards 2024にノミネートされたニュースは、教育技術の進展と若者のメンタルヘルス問題解決に向けた希望を示しています。今後の成果が楽しみです。

▼learningBOXの詳細はこちら

会社名:learningBOX株式会社
所在地:兵庫県たつの市龍野町堂本216-1
代表:西村 洋一郎
設立:2012年7月23日
URL:learningBOX公式サイト



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会社情報

会社名
learningBOX株式会社
住所
兵庫県たつの市龍野町堂本216-1
電話番号

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