保育の新たな研究
2020-12-15 13:46:24
さくらさくみらいが東京大学と共同で保育・教育の研究を開始
株式会社さくらさくみらいは、東京大学大学院教育学研究科附属の発達保育実践政策学センター(以下、Cedep)と共同で、“保育・教育の実践に関する協力研究”を2020年12月に正式に開始しました。この共同プロジェクトは、子どもたちやその保護者、保育士など、さまざまな立場の人々の笑顔に満ちた育児環境を実現することを目指しています。
プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、乳幼児の発達に関する調査や研究を通じて、子育てや保育、教育に関わる人材の育成が進められます。具体的には、子ども一人ひとりの発達特性を理解し、それに応じた自発的で主体的な活動や遊びを支援するための環境作りを目指します。さらに、職員が今までの経験や実践から得た知識を可視化し活用することで、保育教育の質を向上させ、新たな保育実践コンテンツの開発にも取り組んでいきます。
研修内容
本プロジェクトには、ミドルリーダーを対象とした研修も含まれています。この研修では、子どもや保護者、保育者同士の対話を深めるためのスキルを学びます。日々の課題に取り組むことで、職員間での対話の基盤を育むことにも重点が置かれています。
背景と必要性
日本の少子化対策は国の重要な課題です。待機児童の解消のために、保育所の拡充が求められています。特に、東京都では認可保育所の増加が急務とされています。さくらさくみらいは、質の高い保育を提供することに力を入れ、子どもの成長を最優先に考えています。乳児期や幼児期に応じた適切な保育・教育を提供するためには、子育てや保育に従事する人材の育成が不可欠であると認識しています。
進む質の向上
保育所数はこの5年で約25%増加していますが、保育士の数は不足しています。経験の浅い保育士が増えている現状では、丁寧な育成が求められます。そこで、個々の経験や知識を「対話」を通じて見える化することで、より具体的な人材育成や園作りが進むと期待されています。このプロジェクトの成果は、子どもたちの「考える力を引き出す」形での保育へとつながるでしょう。
未来への展望
保育の質を向上させていくことは、長期的な目標でありながらも、子どもの成長を間近に支えるうえでは急務です。時間をかけて質を高めていくだけでなく、実践的な知識を効率的に共有することが重要とされています。さくらさくみらいでは、Cedepとの共同研究を通じて、乳幼児期における質の高い保育の提供を目指します。今後は、この取り組みから得た研究成果や知見を基に、「一般社団法人さくらさくスクエア」での研修コンテンツを確立し、一般向けの研修を通じて保育現場の人材育成を促進していく予定です。また、これにより、より多くの子どもたちの健やかな成長をサポートする環境づくりに貢献していく考えです。
さくらさくみらいの会社概要
株式会社さくらさくみらいは、2009年に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。代表取締役は西尾義隆氏であり、資本金は93,004,900円です。さくらさくみらいは、質の高い保育サービスを提供し、子どもたちやその家族を支える使命を持っています。今後も保育の質を向上させる取り組みを続けていくことで、社会に貢献していく所存です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社さくらさくみらい
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-2-2東宝日比谷ビル6F
- 電話番号
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03-6457-9539