2026年3月17日、近畿経済産業局が主催し、合同会社デロイトトーマツと共同で開催した「M&A戦略立案ワークショップ~M&A戦略から一貫したPMI実行~」が、関西地方の成長を志向する中堅企業・中核企業の間で高い評価を得ました。
このワークショップの目的は、参加者がM&Aを通じて自社の成長戦略を具体化し、その後のPMI(Post Merger Integration)を考慮に入れた戦略策定を行うことです。昨年度のワークショップが自社成長戦略の見直しに焦点を当てたのに対し、今回はさらに踏み込んだ内容となっていました。
初めに、合同会社デロイトトーマツのディレクター廣瀬博之氏がM&A戦略とPMIの関連性について詳しく解説しました。彼は、PMIに取り組む上での具体的な事項やその推進体制について、参加者に分かりやすく説明しました。また、他社の成功事例を紹介しながら、参加者がM&Aの実際のプロセスやその後の課題を理解できるようサポートしました。
さらに、テーブルディスカッションのセッションが設けられ、各企業に対してデロイトトーマツのアドバイザーがマンツーマンで指導を行いました。このディスカッションは、参加者が自社のM&A戦略の目的や目標を振り返り、PMIの実行に至る具体的な推進体制を検討する場となりました。各企業の実情に即したフレームワークを用いて、業種や規模に応じたタスクの洗い出しを行うことで、実際に持ち帰るべきアクションアイテムを明確にすることができました。
参加者からは、「M&A実施の際には、明確な目的設定と計画が不可欠であると理解できた」、「過去の実施事例を振り返ることで今後の活動に繋がるアイデアが得られた」、「講義とディスカッションの組み合わせが絶妙で、特に対面でのフィードバックが頭を整理する助けになった」といった満足の声を多くいただきました。
近畿経済産業局は、今回のようなワークショップを通じて地域の中堅・中核企業を支援し、M&Aの実施を促進することで、最終的には地域経済の発展に寄与することを目指しています。
開催概要
- - イベント名: M&A戦略立案ワークショップ~M&A戦略から一貫したPMI実行~
- - 日時: 令和8年3月17日(火)13:30~17:30
- - 場所: (独)中小企業基盤整備機構近畿本部中小企業大学校関西校セミナールーム
- - 参加企業数: 7社(11名)
- - 主催: 近畿経済産業局
- - 連携機関: 合同会社デロイトトーマツ