海を守る羅臼町の挑戦
2026-04-23 19:48:20

豊かな海を守るために立ち上がった北海道の町、羅臼町の挑戦

知床の美しい海を守るための取り組み



羅臼町は、北海道の自然美を象徴する世界自然遺産・知床を有する自治体です。豊かな海の恵みが暮らしを支えるこの町では、環境を守る活動が絶えず行われています。今回の特集では、海中ゴミ回収事業を通じて、羅臼町がどのように自然環境を守ろうとしているのかを詳しく紹介します。

1. 海中ゴミ回収事業の背景



知床の海は、流氷がもたらす栄養分により、多様な生物が共存しています。それだけではなく、知床が世界自然遺産に登録された際には、その海の豊かさが高く評価されました。しかし、昨今の環境問題により、海に放棄された漁網やプラスチックごみが生物に甚大な影響を及ぼしています。これらの問題を解決するため、羅臼町は「羅臼町ネイチャーポジティブ宣言」を行い、海中ゴミの回収に取り組むことを決定しました。

2. 事業の具体的な取り組み



2025年度には、エア・ウォーター北海道(株)が寄付する「ふるさと応援Hプログラム」を活用し、海中ゴミ回収事業を立ち上げました。この取り組みでは、町内唯一のダイビング事業者である(有)知床ダイビング企画が協力し、専門的なダイビング技術を用いて海中のゴミを回収します。2013年からボランティア活動を行ってきた彼らの経験を活かし、連携を強化していく方針です。

3. 実施結果とその影響



回収作業は、2025年の6月から11月にかけて実施されました。3名のプロのダイバーが潜水し、ゴミの確認と手作業による回収を行いました。大型ゴミの回収では、羅臼漁業協同組合の指導船の協力を得て、さらに北海道内外から集まった8名のダイバーが参加し、合計16回にわたり約1,276kgのゴミを回収しました。

回収物の中には、大部分が漁網やロープなどの漁業関連のごみが含まれており、同時にウニやカニなどの生物が絡まっていたことも確認されました。また、漁網に絡まった鳥類が見られるなど、海の生態系にも影響を及ぼしていることが分かりました。これは、ゴーストフィッシングと呼ばれる現象で、多くの生物が意図せず命を落とす原因になっています。

4. 地元企業の協力と今後の予定



(有)知床ダイビング企画からは「羅臼町や環境省と協力して水中環境の保全に励んでいますが、水中ごみに対する意識が薄いため、皆様に知っていただくことが重要です」とのコメントが寄せられました。回収活動への参加を通じて、一般のダイバーからも「環境問題への意識を高めた」「次回も参加したい」といった声があがり、今後の参加者を増やしていく方針です。

5. お問い合わせ



今後も羅臼町と(有)知床ダイビング企画は、海の環境保護に努めていきます。この取り組みに関心がある方や協力を希望される方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
羅臼町役場企画財政課
TEL:0153-87-2114
MAIL:[email protected]
所在地:北海道目梨郡羅臼町栄町100番地83

人間と自然が共存するために、私たち一人ひとりができることに取り組んでいきましょう。


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会社情報

会社名
羅臼町役場
住所
北海道目梨郡羅臼町栄町100-83
電話番号
0153-87-2111

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