幻の海苔、誕生
2021-07-21 15:54:33
幻想の海苔を求めて。MARUYO HOTELが贈る新しい味わい
幻想の海苔を求めて。MARUYO HOTELが贈る新しい味わい
三重県桑名市は、海苔の養殖で知られる地域です。特に、幻の海苔と呼ばれる「アサクサノリ」の誕生は、地域に新たな希望をもたらしています。この海苔は、江戸時代から東京で養殖されていましたが、1970年代の経済成長期に絶滅の危機に直面しました。しかし、近年になって三重県宮川の河口沖で発見され、2013年からの養殖に成功したことで再び脚光を浴びています。
アサクサノリの背景
アサクサノリは、その希少性から環境省のレッドリストに掲載され、絶滅危惧種として保護されています。この海苔は、収穫までの道のりが難しいことで知られています。2017年と2018年度には、収穫が全くなかった年もあり、2020年度には14の漁場で挑戦したものの、成功したのはわずか2漁場のみで6000枚という少ない結果でした。これには、地球温暖化や食害、気候変動など、環境の変化が影響しています。
最高の養殖環境
しかし、桑名市には、美味しい海苔を育むための理想的な環境があります。長良川、木曽川、揖斐川の清流が流れ込み、養分豊富な水が伊勢湾へと注がれています。この地で養殖される海苔の生産量は全国第3位であり、高品質な海苔が育まれています。
川出海苔店の伝統
桑名に位置する「川出海苔店」は、創業から百年以上の歴史を持つ海苔専門店です。四代目の川出 晃誠氏が現在も職人の技を継承し、特にアサクサノリの養殖には最も細心の注意が払われています。炙ると、美しい黒艶が現れ、最高の香りが広がります。
美味しい海苔の魅力
アサクサノリは、その味わいが独特であり、スサビノリと比較すると、アミノ酸の旨味は1.5倍と言われています。パリっとした食感の後に溶けてしまうやわらかさが特徴で、特に白米との相性が抜群です。この海苔のパッケージには、三重県の陶芸家がデザインした題字があしらわれており、味わいと共に見た目にもこだわっています。
特別な鮨会の開催
MARUYO HOTELでは、この「伊勢アサクサ海苔」を楽しむ特別な鮨会が開催されます。会員制の「鮨裕禅」が提供する新鮮な食材を使用し、特設の鮨カウンターで体験できる非日常な空間です。この鮨会は、11月19日から23日の5日間の日程で、各日1組限定(4名様)での予約が可能です。
オンラインでの購入
また、MARUYO HOTELでは「伊勢アサクサ海苔」をオンラインで販売しています。この海苔を贅沢に楽しむための「海苔の焙炉」セットと共に手に入れることができます。海苔を焼くために特別に作られた焙炉は、今ではほとんど見かけることがなく、その希少価値も高まっています。
暮らしの中に特別な体験を
海苔の文化が息づく桑名市。その美味しさを体験しながら、伊勢アサクサ海苔の魅力を肌で感じることができる機会は、貴重なものです。この特別な海苔と、地域の豊かな資源が織りなす食の体験をぜひお楽しみください。
会社情報
- 会社名
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MIWA Holdings株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門4-3-20神谷町MTビル14F
- 電話番号
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