厚木市に物流拠点「ロジスクエア厚木南」着工
株式会社シーアールイーは、2024年10月1日に神奈川県厚木市に新たな物流施設「ロジスクエア厚木南」の工事を始めました。この施設は、国内物流企業との賃貸契約が既に確定しており、専用センターとして運用される予定です。竣工は2025年10月末を予定しています。
立地条件の優位性
「ロジスクエア厚木南」は、厚木市の酒井地区にある区画整理地内に位置し、周辺の物流環境に恵まれています。東名高速道路の「厚木」IC、新東名高速道路「厚木南」IC、小田原厚木道路「厚木西」ICからそれぞれ約1.3kmというアクセスの良さが特徴で、広域配送にも最適な立地です。同施設は24時間稼働が可能な工業地域に設置されており、周辺には他の工場や物流倉庫も多く存在しています。
施設の概要
「ロジスクエア厚木南」は、4階建ての建物で、延べ面積は約14,495㎡です。11台のトラックが同時に接車可能な高床トラックバースを備え、様々な物流ニーズに柔軟に応えられるようになっています。倉庫部分は、金属断熱サンドイッチパネルを使用し、1.5t/㎡の床荷重に対応。各階は5.5m以上の有効高さを持ち、荷物用エレベーターやドックレベラーも完備しています。
環境への配慮
施設の設計には環境への配慮も重視されています。全館LED照明や人感センサー、節水型衛生器具が導入され、省エネルギー性能の高い施設としてBELS評価を取得予定です。また、太陽光発電システムの導入も予定しており、発電した電力の一部を自家消費することで、持続可能な運営が図られます。
開発の背景
「ロジスクエア」は、当社の物流施設シリーズであり、効率的で機能的な物流センターの設計に取り組んでいます。このプロジェクトも、複雑化する物流ニーズに応じたアイデアを取り入れ、使い勝手や将来的な拡張を考慮した設計となっています。
株式会社シーアールイーについて
当社は、物流不動産に特化し、国内最大規模の約1,600物件と202万坪の不動産を管理しています。物流施設の開発から運営まで一貫して行い、テナント企業のニーズを的確に捉え、最適なソリューションを提供しています。今後も全国規模での物流施設開発を推進し続けます。
このように、「ロジスクエア厚木南」は、厚木市における物流のハブとしての役割を果たし、地域経済の発展にも寄与することが期待されています。利用者にとって利便性の高い、将来的な成長を見据えた施設として、多くの関心を集めています。