新たなコラボレーションの時代、TELEPORT 1/1が切り開く
2023年、ダッソー・システムズが開発したコンサルティングサービス「TELEPORT 1/1(テレポート)」が日本で正式に提供を開始しました。この革新的なプラットフォームは、実寸大での没入型コラボレーションを可能にし、産業界における新しい意思決定の手法を生み出します。ダッソー・システムズの大崎オフィスで利用できるこのサービスは、特に設計やエンジニアリング、施設導入プロジェクトにおいて絶大な効果を発揮します。
TELEPORT 1/1の基本的な機能
TELEPORT 1/1は、ユーザーがヘッドセットを装着し、ダッソー・システムズのオフィス内にある物理的空間からVR空間に移動することで、他のユーザーと同時に没入体験を行える新しいサービスです。これにより、複数の専門家がリアルタイムで移動や対話ができるため、意思決定が迅速かつ安全に行えます。このプラットフォームは、設計やデザインの確認をその場で行い、プロジェクトを進める過程をより効率的にするのです。
幅広い業種への適用が見込まれる
TELEPORT 1/1は、建設、製造、インフラストラクチャーの分野だけでなく、教育や公共機関においても活用できるとされています。専門家以外のユーザーにも使いやすく設計されており、従来のコンサルティングサービスの枠を超えたメリットがあります。このサービスを利用することで、より多くの人々がプロジェクトに参加し、一緒に設計や検討に参画できる機会が増えるのです。
ダッソー・システムズの展望
ダッソー・システムズは、このTELEPORT 1/1を通じて日本市場におけるバーチャルツイン技術の普及を目指しています。フィリップ・ゴドブ社長は、「この新たなソリューションにより、関係者が共に未来の施設や建物を体験し、設計や検討が可能になる。産業界に革新的な意思決定手法をもたらす」と述べています。すなわち、TELEPORT 1/1は、建設業界や製造業界に限らず、ライフサイエンス、都市開発、インフラなど幅広い分野での活用が期待されているのです。
フランス館での実績
TELEPORT 1/1の活用事例として、2025年に開催される大阪・関西万博のフランス館において、同サービスが重要な役割を果たしています。フランスの展示会会社であるCOFREXとの提携により、フランス館の設計支援が行われ、バーチャルツインの作成が進められています。このように、TELEPORT 1/1はただの技術ではなく、具体的なプロジェクト成果に結びついている点が大きな特徴です。
未来を形にするダッソー・システムズ
ダッソー・システムズは、常に人々にとっての現実をより良いものにすることを目指しています。この新しいコンサルティングサービスを通じて、産業界はもちろん、社会全体に持続可能な革新をもたらすことを目指しているのです。今後もTELEPORT 1/1の進化や活用価値に注目が集まることでしょう。
まとめ
TELEPORT 1/1は、実寸大のVRスペースでの新しいコラボレーションを通じて、産業界における意思決定をより効率的に、かつ安全に行う道を開きます。ダッソー・システムズは、この技術を基に新たな価値を提供し、未来のものづくりや都市づくりに革新をもたらす意欲を示しています。今後の進展が非常に楽しみです。