株式会社ユニテックスは、2026年4月に新しいLTO-10ドライブ「LT100FH USB/SAS」を発売することを発表しました。これは、データの長期保存に最適なLTO磁気テープの最新規格で、大容量の保存を可能にする製品です。私たちの生活やビジネスで扱うデジタルデータが増え続ける中、特に製造や医療、研究の分野では、データ保存システムの拡充やコスト管理、サイバー攻撃への対策が求められています。このようなニーズに応えるためにユニテックスは、LTO-10カートリッジに対応したこのドライブを開発しました。
LTO-10ドライブの特長
新しい「LT100FH USB/SAS」は、最大100TBのデータを圧縮して保存できる大容量カートリッジに対応しており、従来の製品よりも約2.2倍の容量を実現しています。このドライブの主な特徴としては、次のようなポイントが挙げられます。
- - 圧倒的なデータ容量: LTO-10スタンダードで75TB、エンタープライズでは100TBまで保存可能。これにより、長期にわたって大規模なデータを迅速に保管できます。
- - 高速なデータ転送: フルハイトドライブの設計により、データ転送速度は以前の300MB/sから400MB/sに向上し、約33%のスピードアップを実現しました。
また、LTO-10に採用された傾斜ヘッド方式により、トラック数が大幅に増加し、データの記録密度が向上しています。この改善により、記憶容量が飛躍的に向上し、操作の効率性が大幅に改善されました。初回のロード処理が不要になり、迅速なデータアクセスが可能となっています。
- - USB/SASハイブリッドインターフェイス: このドライブは、USB Type-C & SASインターフェイスを兼ね備えており、ノートPCからサーバ環境まで幅広く対応しています。ユーザーは、多様な接続性を活かし、各自の環境に最適なストレージソリューションを選べるのです。
自社開発のソフトウェア『UNITEX ArchiveLT』
ユニテックスは、アーカイブ業務を支援する自社開発のソフトウェア「UNITEX ArchiveLT」を併用することで、さらなる効率化と安全性を追求しています。このソフトウェアには、オフライン管理、メタデータ検索、自動アーカイブ機能が備わっており、ユーザーフレンドリーな操作でデータ管理が可能です。
- - 高い安全性と信頼性: ベリファイやハッシュ値による整合性チェック機能も搭載されており、高度な安全性を備えています。これにより、ビジネスにおけるデータの取り扱いがより確実に行えるようになります。
ユニテックスのこれから
株式会社ユニテックスは、1990年の設立以来、データ保存の専門企業として成長を続けています。今後も、AI、IoT、5Gといった新しい技術の進展を踏まえ、より効果的なデータソリューションの提供を行っていくことでしょう。国内外42か国に展開しているユニテックスのサービスは、これからも世界中のビジネスシーンでのデータ管理問題の解決に寄与しています。
新しいLTO-10ドライブ「LT100FH USB/SAS」の登場により、企業はこれまで以上に効率的にデータを管理し、安全に保存できるようになりました。データ保存に関するニーズが高まる今、ユニテックスの新製品は、それに応える重要な存在となることでしょう。