グアテマラの子どもたちの学びの環境を整える
NPO法人幸縁が、グアテマラ共和国の先住民地域で教育支援を行っている。このたび同団体は、2026年8月1日から「本屋のない村の子どもたちに、本とともに成長できる環境を」というテーマでクラウドファンディングを開始する。目指すは、マヤの村の学習塾「アカデミア100」への150冊の新しい本の寄贈と、トイレの増設及び玄関床の修繕を通じて、衛生面や安全面の改善を図ることだ。
学習塾「アカデミア100」とは
グアテマラのサンティアゴ・アティトラン市にある学習塾「アカデミア100」は、教育環境が整っていない子どもたちに向けて、算数・スペイン語・英語をはじめ、音楽やリーダーシップ教育を提供している。この取り組みは、経済的に困難な家庭の子どもたちの学習を支えるために始まった。
私たちは、現地の小学6年生が直面する学力の低さに危機感を抱き、未来のリーダーを育成するために、教育の重要性を認識した。2023年、基礎学力を養うための学習塾が開設され、現在では学ぶ環境が整ってきた。受講生は増えており、保護者からの評判も良い。
読書環境の改善による思考力の育成
現地では、母語がツトゥヒル語で、第二言語のスペイン語の読み書きが難しい状況にあるため、読書環境の重要性が高まっている。しかし、本屋が存在せず、家庭での購入も困難なため、これまでの図書館や読書クラブでは不十分である。読書によって高度な語彙や多様な考え方に触れることは、子どもたちの思考力を育てる大切な要素だ。
今回のクラウドファンディングによって、より多くの書籍を購入し、地域の子どもたちが手軽に本に親しむ環境を整えることが目標だ。今まで以上に学びの選択肢を広げ、知識を貪欲に求める子どもたちの探究心を育む必要がある。
危機的な衛生状況
生徒数の増加に伴い、衛生面の改善も急務となっている。現状ではトイレの数が不足し、玄関付近の床は老朽化が進んでいる。このままでは安心・安全に通える環境が整わないため、トイレの増設と玄関床の修繕が求められている。この工事には、合計で20万円の資金が必要だ。
クラウドファンディングでの支援募集
クラウドファンディングを開始してから1か月が経過し、すでに56名の方々から100冊の本が寄贈されることが決まった。お名前をそれぞれ本に刻み、特別なカバーをつけて保管する準備も進められている。これから残り3週間で目標の達成を目指し、支援を募る活動を続ける。
日本とグアテマラの架け橋として
教育環境が整っていない子どもたちにも、学びの場が与えられれば、その可能性は無限大である。私たちは「環境」を整えることで、グアテマラの子どもたちの未来に貢献し、才能を開かせたい。このプロジェクトは「ケイズハウスNPO助成プログラム」の認定プロジェクトでもあり、寄付金が全てNPOに届けられる。日本にいながら、遠くの地の子どもたちとつながる機会をぜひご利用いただきたい。
支援の詳細は、
幸縁の公式ウェブサイトや
クラウドファンディングページからご覧いただけるので、興味のある方はぜひアクセスしてほしい。