タバコの変異体創出
2026-05-12 11:19:06

タバコ種子の中性子線照射による変異体創出プロジェクトが始動

プロジェクトの概要


株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(以下、QFF)と英国のバイオテクノロジー企業LeafyCollが、新たなプロジェクトを始めました。このプロジェクトでは、タバコ(Nicotiana)種子への中性子線照射を通じて変異体を創出し、その結果を基に植物由来の高付加価値タンパク質の生産プラットフォームを向上させることが目指されています。

背景


近年、分子農業(Plant Molecular Farming)が世界中で注目を集めています。これは、植物を利用して医薬品や機能性タンパク質を生産する手法であり、持続可能な食品源としての役割も担っています。LeafyCollは、この流れに乗り、合成生物学と遺伝子工学を駆使して特定のタンパク質の生産性を高める研究を行っています。特に、bioidentical collagenを含む高付加価値の構造タンパク質の生産を目指しています。

開発の内容


本プロジェクトでは、QFFが提供する非GMOの技術「中性子線スピーディ育種®」を活用してタバコ種子に多様な遺伝変異を誘発します。また、これにより多様なタバコ植物の系統を収集し、その中から有用な変異体を選別するプロセスが踏まれています。これにより、将来的なタンパク質生産能力の向上が期待されます。

中性子線技術の特長


QFFの中性子線技術は、DNAに多様な変異をもたらしながらも、生存率に影響を及ぼさないという特徴を持っています。この技術は非GMOであり、研究者や企業にとって利用しやすい選択肢となっています。具体的には、点変異だけでなく、欠失や挿入、構造的な変異も誘発することができます。

期待される成果


このプロジェクトからは高付加価値タンパク質を生産するための新しい知見が得られる見込みです。QFFは今後、国内外の様々な企業や研究機関と連携し、植物を用いた新しい産業技術の研究開発を進めていく考えです。

代表者のコメント


QFFのCEO、菊池伯夫氏は「植物を活用したタンパク質生産は、食品や医療分野、バイオ産業など、多岐にわたる分野で重要な研究テーマです。この受託開発を通じて、中性子線による非GMO技術が新しい生産方法の可能性を示すことができるよう努めていきます」と語っています。

会社情報


  • - 会社名: 株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
  • - 所在地: 茨城県水戸市見川町2563-77ルレーブ見川2-101
  • - 設立: 2018年7月
  • - 事業内容: 中性子線スピーディ育種®サービスの提供、量子バイオテクノロジーの研究開発
  • - URL: QFF公式サイト

このプロジェクトの進展によって、タバコを通じた新たなタンパク質生産の実現が期待されており、バイオ産業全体が恩恵を受けることになるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ
住所
茨城県水戸市見川町2563-77 ルレーブ見川 2-101
電話番号
050-7103-6063

トピックス(科学)

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