リコージャパンとタナベコンサルティングが手を組み、中堅・中規模企業のDX支援を強化
リコージャパン株式会社と株式会社タナベコンサルティングは、全国の中堅・中規模企業におけるDX支援を強化するため、連携を拡大することを発表しました。両社は、それぞれの強みを活かし、顧客企業のDXを包括的に支援していくことを目指しています。
タナベコンサルティングは、長年培ってきた経営コンサルティングのノウハウをもとに、企業のDXビジョン策定や戦略構築、IT化構想支援などを提供しています。一方、リコージャパンは、デジタルサービスやソリューションの提供を通じて、顧客企業の課題解決を支援してきました。
今回の連携では、両社の強みを融合することで、顧客企業に対してより効果的なDX支援を提供することが可能になります。タナベコンサルティングの経営コンサルティングとリコージャパンのデジタルサービスを連携させ、一気通貫で顧客のDXを支援する体制を構築します。
具体的にはどのような支援を提供するのか?
両社は、顧客企業の課題解決に向けて、以下の様なサービスを提供していく予定です。
経営コンサルティング: タナベコンサルティングは、ストラテジー&ドメイン、デジタル・DX、HR、ファイナンス・M&A、ブランド&PRといった幅広い領域において、経営コンサルティングサービスを提供します。顧客企業の経営課題を分析し、最適な戦略を策定し、実行を支援します。
デジタルサービス: リコージャパンは、顧客企業の課題解決に最適なデジタルサービスを提供します。バックオフィスソリューション、業種業務ソリューション、オフィスプロダクツなど、顧客企業のニーズに合わせた幅広いサービスを提供します。
例えば、人材アセスメントサービス「HR KARTE(人材カルテ)」は、両社が連携して提案を進めています。このサービスは、従業員の能力やスキルを可視化し、人材育成や組織開発に役立てることができます。
具体的な目標と今後の展開
両社は、この提携を通じて、2026年度までに全国の中堅・中規模企業1,000社への導入を目指しています。また、全国展開を進めることで、協業関係を一層強化し、企業活性化に貢献していく計画です。
リコージャパンとタナベコンサルティングの取り組みが、日本の企業のDX化を加速させるのか、今後の展開に注目です。