川崎幸病院の新制度
2025-08-01 10:07:56

川崎幸病院が提案する「ペットと暮らす看護師さん」制度の全貌

川崎幸病院が始める“ペットと暮らす看護師さん”プロジェクト



神奈川県川崎市の社会医療法人財団石心会川崎幸病院が、2025年7月から新たに導入する「ペットと暮らす看護師さん」プロジェクトに注目が集まっています。この取り組みは、医療の最前線で活躍する看護師たちが、愛するペットと共に安心して暮らせる環境を整えることを目的としています。院内でのペットの育成を支援する福利厚生制度は、まだ多くの医療機関には存在しない珍しい試みです。

ペットが寄り添うナースの未来



このプロジェクトのコンセプトは、「看護の最前線で頑張るあなたに、ペットと過ごす最高の暮らしを」です。医療現場で働く看護師は、緊張感のある環境で命と向き合っています。そのため、オフの時間に心を癒す存在としてペットの存在が重要です。「一人暮らしでも安心して動物と暮らしたい」という職員の切実な声を受けて、川崎幸病院はペットとの生活を全力で支援する取り組みを進めてきました。

新たな福利厚生の主な取り組み



このプロジェクトの具体的な取り組みは以下の通りです:

  • - ペット可の看護師寮: 動物と一緒に安心して暮らせる住環境を整備します。
  • - 提携先施設の充実: 近隣の動物病院やドックランなどと提携し、必要な時に安心して利用できるようにします。
  • - ペットケア休暇: 大切なペットとの別れや介護が必要な際に、職員が心を寄せられる制度を設けます。
  • - ペットコミュニティの形成: 職員同士の交流や情報交換の場を提供し、支え合う環境を整えます。
  • - ペット相談室: ペットの飼育や制度に関する悩みを気軽に相談できるスペースを設置します。

職員自らが作り上げる制度



このプロジェクトは、動物と一緒に暮らしたいという願いを持つ職員が中心となって取り組まれています。看護師寮でペットを飼えるようにするための声を受けて、物件の準備を進めています。また、ペットが亡くなった際には休暇を取得できる制度が設けられるなど、現場の訴えを反映して具体的な政策が実現しています。

看護師の声



ある看護師は、「実家で猫とフェレットを飼っていたため、急性期病院での忙しい日々の中でも動物と暮らすことを諦めたくなかった」と語ります。「病院が新しい制度を立ち上げ、ペット可の寮を整えてくれたことで、迷うことなく手を挙げました。動物との時間は私にとって大切な癒しです」と彼女は続けます。

院長の思い



川崎幸病院の山本晋病院長は、「このプロジェクトはペットを愛する職員が主導することで、彼らが安心してペットと暮らせる環境を整えることを目指しています」とコメントしています。彼自身も犬が大好きで、学生時代からずっと動物と共に生活してきた経験があるとのこと。看護師の厳しい生活の中でも、家に帰ればいつもそばにいてくれるペットの存在がどれだけ心強いか、身をもって知っているようです。

地域に寄り添う病院として



川崎幸病院は「断らない医療」を理念に掲げ、地域に密着した高度急性期病院として機能しています。しかしながら、医療従事者の働きやすさや生活に対しても非常に真剣で、その取り組みの一環として「人にも動物にもやさしい病院」を目指すことが大切です。今後、この「ペットと暮らす看護師さん」プロジェクトには更なる制度の充実が期待されており、職員が楽しく・安心して働ける環境が整うことが望まれます。

川崎幸病院は、ペットとの共生を支援することで、看護師たちのモチベーションを高め、地域医療の質を向上させることを目指しています。


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会社情報

会社名
社会医療法人財団 石心会
住所
神奈川県川崎市川崎区日進町7-1川崎日進町ビルディング3階
電話番号
044-381-3366

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