パンチ工業北上工場が交通安全のモデル事業所に
岩手県北上市にあるパンチ工業株式会社の北上工場が、令和7年度の「歩行者優先モデル事業所」に指定されました。この取り組みは、地域の交通安全を向上させるために、運転者の歩行者保護意識を高め、交通事故の防止を目的としています。この施策は、岩手県警が推進しており、一般企業としての社会的責任を果たす重要なステップと言えるでしょう。
北上工場では、今後、警察との連携を強化し、安全運転講習会や街頭での交通安全活動、さらには地域のパトロールなど、さまざまな活動を通じて交通安全の啓発に努めていく予定です。
事業所代表者のコメント
北上工場の工場長、小原貴雄氏は「歩行者優先モデル事業所」としての使命について語りました。彼は、社内での安全教育を強化し、社員一人ひとりが交通安全を意識し、地域と連携した活動を推進することが大切だと強調しています。これは、単に企業内部の取り組みだけでなく、地域社会とのつながりを大切にする姿勢も示しています。
パンチグループの地域貢献活動
パンチグループでは、単なるビジネス活動に留まらず、地域や地球環境を考慮した活動を行っています。その一環として「サステナビリティ委員会」を設置し、環境課題や社会的課題の解決にも取り組んでいます。この理念のもと、パンチグループは自社の「ものづくり」によって、次世代の豊かな未来を共に創造しようとしています。
具体的な地域貢献活動としては、以下のような取り組みがあります。
1. 花いっぱい運動
パンチ工業は、「花いっぱい運動」を通じて、地域の美化活動を行っています。職場を明るくするために、10年以上前からマリーゴールドやサルビア、アゲラタムをプランターに植え、工場周辺に設置しています。色とりどりの花が地域の風景をより魅力的にしています。
2. フードバンク活動
北上市社会福祉協議会との連携で、フードバンク活動を続けています。2025年1月には社員が持ち寄った約70点の食品を寄付し、経済的に困難な家庭への支援を行いました。この活動は地元メディアにも取り上げられ、多くの関心を集めました。
3. 清掃活動
北上工場は工業団地に位置しており、毎年団地内の一斉美化運動に参加しています。工場周辺の清掃活動を行い、地域の環境美化にも貢献しています。今年は市役所との初めての連携で、工場敷地内に注意を促す看板を設置するなど新たな取り組みを開始しました。
企業情報
パンチ工業株式会社は、1975年に創業しました。本社は東京都品川区に位置し、地域の発展に寄与する企業として知られています。コーポレート・ガバナンスや人権の尊重を重視し、従業員を含む全てのステークホルダーとともに成長を目指しています。
会社概要
- - 社名: パンチ工業株式会社
- - 所在地: 東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
- - 上場: 東京証券取引所スタンダード市場(6165)
- - 売上高: 408億円(連結・2025年3月期)
- - 従業員: 3,463名
- - URL: 公式サイト
このように、パンチ工業北上工場は地域の未来を考えた取り組みを続けており、交通安全の確保にも力を注いでいます。これからの活動にも期待が寄せられることでしょう。