京都伏見アプリ
2018-03-13 17:26:22

AR技術で楽しむ京都伏見の魅力。新アプリ「おやかまっさん」のご紹介

AR技術を活用した新アプリ「おやかまっさん」



2023年3月14日、京都市伏見区にて新たな観光アプリ「おやかまっさん」が正式にリリースされました。このアプリは、AR技術を駆使して、伏見地域の歴史や文化に触れることができる新しい観光体験を提供するものです。伏見地域には多くの歴史的な石碑や情緒あふれるスポットが存在しますが、それらの価値を再認識し、観光客に向けて広めることを目的としています。

アプリ開発の背景と経緯



「おやかまっさん」は、京都市中小企業未来力会議での議論から生まれました。この会議では、石材業を営む株式会社芳村屋の代表取締役、芳村氏が提唱したアイデアがきっかけとなり、アプリ開発がスタートしました。京都市の若手職員で構成される「京都観光ワーキングチーム」とも連携し、地元の商店街や地域団体の協力を得て、具体的なコンセプトが形成されました。

アプリの開発には多くの関係者が関与しており、特に地域の特性を活かした観光振興施策と観光客の分散化を目指しています。市外中心部に観光客が集中する傾向にある中で、伏見地域の魅力を再発見してもらえるような工夫が凝らされています。

アプリの機能と特徴



「おやかまっさん」には、いくつかの注目すべき機能があります。まず、AR技術を活用した「語り部機能」です。GPS情報を元に、特定の場所でスマートフォンをかざすと、地域の歴史を語る語り部が現れ、その土地にまつわる興味深い情報を提供します。この機能を利用することで、散策がより一層楽しめるようになります。

次に、幕末志士との記念写真を撮影する機能も搭載されています。京都精華大学の学生が作成したイラストを使い、特定の位置でカメラをかざすと、幕末の志士たちと一緒に写真を撮ることができるのです。この機能は、歴史好きの方々にとって新たな楽しみを提供するでしょう。

また、幕末期の古地図との切替機能や、今昔の写真を使った視覚的な体験も可能です。昔の伏見の姿を見ながら、現在の街を歩くことで、移り変わりを一層感じることができます。

さらに、伏見酒造組合との連携により、「御酒印機能」も搭載されています。伏見の17酒蔵を訪れるごとに得られる御酒印を集めることで、地域の酒文化にも触れることができるのです。

アプリの運営と使用方法



「おやかまっさん」は無料でダウンロードでき、今後の運営には地域のイベントや有料のまち歩きツアーなどを通じた収益が見込まれています。利用者は、通信料のみが自己負担となります。

アプリはAndroidスマートフォン専用で、iPhone版も今後の対応が検討されています。ダウンロードはこちらから可能です。

事業PRイベントの開催



新アプリの運用を記念して、「第12回日本酒まつり」に合わせたブース出展も行われます。このイベントは2018年3月24日に伏見大手筋商店街にて開催され、アプリで御酒印を集めた方に抽選会が実施される予定です。当日の参加者には、地元の伏見酒が当たるチャンスもあります。さらに、粗品プレゼントも用意されているので、ぜひ参加をお楽しみください。

このように「おやかまっさん」は、AR技術を駆使して京都伏見の新たな魅力を伝える重要なアプリとなることが期待されています。歴史的な場所を訪れ、地域の文化に触れるための新しい手段として、多くの人々に活用されることでしょう。

会社情報

会社名
京なか株式会社
住所
京都府京都市下京区東洞院通五条上る深草町590番地1 302
電話番号
080-4562-5300

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