株式会社リベルテは、2024年4月30日に開催された取締役会にて、有限会社ハラダ造園の株式100%を取得し、子会社化することを決議し、最終契約書を締結しました。
リベルテは、生花販売、ウェディング装花、法人営業など、花卉総合企業として成長を続けてきました。しかし、近年は市場環境が激変し、競争が激化しています。この状況下でさらなる成長を実現するために、リベルテはコスト構造の見直し、業容拡大、売上増を急務と考えています。
そこで、リベルテは新たに掲げた企業理念「お客様の暮らしに潤いを、大切な人に喜びを、人の心に豊かさのある生活文化を創造する」を軸に、ハラダ造園の造園業とリベルテの各事業を連携させることで、経営資源を最大限に活用し、業務効率化と積極的な法人営業強化を目指します。
昨年9月に設立された「GREEN BASE TOKYO」は、植物を使った空間プロデュース、緑化事業、グリーンレンタル、オンラインストアの運営などを通じて、植物の美しさや心地よさを提供し、地球に優しい選択をサポートすることを目指しています。
ハラダ造園が60年にわたり培ってきた造園業の経験と「GREEN BASE TOKYO」を連携させることで、持続可能なグリーンビジネスを推進し、さらなる成長を目指すため、今回の子会社化に至りました。
今回の株式取得により、リベルテはハラダ造園の造園業ノウハウと人材を獲得し、グリーンビジネスを強化していきます。また、リベルテの強みである花卉に関する知識や販売網を活用することで、ハラダ造園の事業拡大を支援します。
今後、両社の連携により、より幅広い顧客層へのサービス提供が可能となり、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。
株式会社リベルテによる有限会社ハラダ造園の子会社化は、花卉業界における新たな動きとして注目されます。近年、環境問題への関心の高まりから、グリーンビジネスは成長が見込まれる分野です。リベルテは、今回の子会社化を通じて、グリーンビジネス分野への参入を本格化させ、さらなる成長を目指していくものと考えられます。
ハラダ造園は創業60年の歴史を持つ老舗の造園業者です。長年培ってきた技術と経験は、リベルテにとって貴重な財産となります。リベルテはハラダ造園のノウハウを活かし、グリーンビジネスを強化していくとともに、ハラダ造園の事業拡大を支援することで、両社のシナジー効果を生み出すことが期待されます。
今回の提携は、単なる企業合併ではなく、持続可能な社会の実現に向けた取り組みと言えるでしょう。リベルテとハラダ造園が連携することで、グリーンビジネスのさらなる発展に期待したいです。