デジタル印刷の革新を促進する「Innovation Print Awards 2026」
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社が、2026年4月1日より世界各国の印刷機器ユーザーを対象としたコンテスト「Innovation Print Awards 2026」(以下IPA)の作品募集を開始します。このコンテストは、2008年より毎年開催されており、印刷業界の発展に寄与する重要なイベントとして定着しています。特に「Revoria Press」「Jet Press」「Acuity」など、富士フイルムのプロダクションプリンターを使用して制作された印刷作品が対象となります。
2025年度には、15の国と地域から296作品が応募され、クリエイティビティと革新性にあふれる作品が競い合いました。参加者たちは、自身の印刷技術を駆使して独自のアート作品を作り上げる機会を得ます。IPAは、ただのコンペティションではなく、印刷機器ユーザーが自己の技術力を他者にアピールする場ともなっています。
作品の展示と評価
応募作品は、「グラフィックコミュニケーション東京」など富士フイルムのショウルームやイベントで展示され、参加者は来場者と直接作品を共有できる貴重な体験ができます。さらに、入賞作品は公式ウェブサイトやソーシャルメディアに加え、印刷業界専門のメディアにも広く紹介されるため、受賞者にとってビジネスチャンスが広がります。表彰式も開催され、功績を称える場として高く評価されています。
IPA 2026の概要
「IPA 2026」では、全世界を対象する「IPA Global」とアジア太平洋地域に特化した「IPA APJ」の二つのプログラムを同時に開催します。日本国内における応募締切は6月23日を予定しており、詳細は公式ウェブサイトにて公開されています。特に今年のテーマとなる「イノベーション」と「クリエイティブな表現」を通じて、参加者たちがどのように新たな価値を創造するのか、今から楽しみです。
入賞作品の紹介
前回の2025年度では、「Best Innovation Award 2025 Global」で、韓国の「Project team ‘Every Single Day’」が制作したアーティストブック「Island, Alone」が栄冠を手にしました。この作品は韓国伝統紙と再生紙を使用したユニークな形状で、特有の色彩が印象的です。
「Best Innovation Award 2025 APJ」では、中国の「Golden Ladies Photo」が手掛けたウエディングフォトブックが受賞しました。これらの傑作が選ばれた背景には、作品の革新性やデザインのクオリティが高く評価されたことが挙げられます。これらの成功事例は、他の参加者にも刺激となることでしょう。
未来に向かって
富士フイルムはこのコンテストを通じて、デジタル印刷技術の可能性を世界に発信し、グラフィックアーツ業界のさらなる発展に寄与することを目指しています。参加者から寄せられる作品は、デジタル印刷によってもたらされる新しいアイデアの宝庫であり、印刷業界に新たな視点を提供することになるでしょう。2026年のIPAも多くのクリエイティブな作品が集まることが期待されており、今後の進展が楽しみです。