KDDI、統合人事システム「COMPANY」の導入を発表
KDDI株式会社は、株式会社WHI Holdingsが提供する統合人事システム「COMPANY Talent Management」シリーズ(通称:CTM2.0)を導入しました。この導入は、KDDIが掲げる中期経営戦略「Power‑to‑Connect 2028」の一環であり、AIによる労働力や生活力の社会実装を先導することを目的としています。
組織文化の変革を目指す「HR Fusion」の重要性
KDDIでは、異文化融合による価値創造を実現するための「Fusion」という3つの柱を掲げています。その中に位置づけられるのが「HR Fusion」で、これにより「夢中に挑戦できる会社」を目指す取り組みが進められています。このタレントマネジメントシステムの導入によって、企業全体が人材の成長を支援し、同時に事業成長にも貢献できる強固な基盤を築いていく狙いです。
「CTM2.0」の導入背景と期待される効果
KDDIでは、従来の「人財を見つける」段階から、「組織の成長と個人の成長を結びつける」段階へとシフトを図っています。このシステムは、AI機能を活用し、各社員が自らのキャリアゴールに沿った成長路線を選択できるよう支援します。これにより、社員は自律的に成長し、それぞれの強みを生かせるチャンスを手に入れることが期待されます。
さらに、「夢中タグ」を活用して、社員が現在注力している活動をオープンにすることで、他の社員との相互理解を深める取り組みも進められています。この方法により、共通の目標を持つ仲間を見つけやすくなり、組織の枠を越えた協働が促進されることでしょう。
KDDIの見解と期待
KDDIの人事戦略部長である鈴木創氏は、タレントマネジメントシステム選定の際に「ただ管理するためのシステム」ではなく、社員が活用できる「つながるシステム」を重視したと述べています。AI技術を駆使することで、社員の負担を軽減しつつ、自身の能力や価値の再発見を促進することも関心を集めています。
鈴木氏は、「AI前提社会の到来により、人間の「つながりや関係性」の価値が高まる」と強調し、社員一人ひとりの個性を生かし、互いに支え合うことで、持続可能な事業成長と社会課題の解決に寄与することを期待しています。
WHI Holdingsのビジョン
WHI Holdingsは、すべての人が真価を発揮できる社会を目指しており、その実現に向けて統合人事システム「COMPANY」を基盤とするサービスを展開しています。「人に真価を。」というコーポレートブランドのもと、人的資本経営の重要性を訴求し、多様なニーズに応えつつ、人事領域の統合的なサポートを推進しています。
この新たな取り組みによって、KDDIは一層豊かな企業文化の創造を図り、社員同士が切磋琢磨しながら成長する姿勢を築いていくことでしょう。今後の展開に期待が寄せられています。