リケン、設備増強完了
2025-03-21 10:36:52

リケンテクノス、北米での生産設備増強を完了し新たな展望へ

リケンテクノスの新たな挑戦



リケンテクノス株式会社が、北米市場における生産能力の強化を目的とした設備の増強を完了し、重要な節目を迎えました。2022年秋から進められてきたこのプロジェクトは、同社の関連会社RIKEN AMERICAS CORPORATIONの一部であるRIKEN ELASTOMERS CORPORATIONにおいて実施されました。

生産設備の増強とその背景



RIKEN AMERICASは、主に自動車関連のワイヤーハーネスや異形押出成形用の塩化ビニル材料、高機能プラスチック成形材料を製造・販売しています。近年、北米では塩化ビニルコンパウンドの需要が急増しており、これに対応するために設備の増強を行う運びとなりました。

新しい製造ラインの設置工事はついに完了し、現在は本格稼働に向けた試運転が始まったところです。2025年3月13日には竣工式が執り行われ、ケンタッキー州ホプキンスビル市の関係者や取引先が参加しました。

式典での発表



式典では、リケンテクノスの代表取締役社長である常盤和明氏が挨拶。新たな生産設備が同社の市場シェア拡大に寄与し、北米拠点のレーダーとしてさらなる成長を期待する旨を語りました。また、RIKEN AMERICAS取締役社長の山仲稔美氏も出席し、新しい製造ラインが競争力を高め、高品質な製品供給の重要性を改めて強調しました。

新生産設備がもたらす影響



今回の生産設備増強により、RIKEN AMERICASは品質面での優位性を保ちつつ、効率的な生産体制を構築することができるようになります。このプロジェクトは、北米塩ビコンパウンド市場における同社の競争力を一層強化するものと期待されています。

今後の展望



リケンテクノスグループは、マーケットの動向に応じた最適なグローバル生産・供給体制を確立することで、社会の発展に貢献していく方針です。今後も新たな技術や製品を通じて、顧客へのサービス向上に努めていくとのことです。

企業の概要



RIKEN AMERICAS CORPORATIONは2017年4月に設立され、米国ケンタッキー州を拠点としています。主な事業としては高機能プラスチック成形材料と塩化ビニル成形材料の販売を行っています。一方、RIKEN ELASTOMERS CORPORATIONは2006年6月に設立され、同じくケンタッキー州に位置し、これらの材料を自社製造して販売しています。

当社は引き続き、品質と効率を重視し、グローバルな競争で勝ち抜くための体制を整えていきます。


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会社情報

会社名
リケンテクノス株式会社
住所
東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー
電話番号
03-5297-1650

トピックス(経済)

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