MONO BRAINの新機能でCS業務が効率化
東京都渋谷に本社を置く株式会社MONO BRAINは、カスタマーサポート業務を支援するAI Copilot「FastFlow」に新たに「回答自動保存機能」を導入したと発表しました。この機能により、オペレーターが顧客対応で使った回答が自動的にデータベースに保存され、ナレッジ共有が一層効率的に行えるようになります。
FastFlowが提供する利便性
「FastFlow」は、CS業務に特化したAI Copilotであり、AIが社内のナレッジを自動で検索・参照して最適な回答案を生成します。これにより、オペレーターはAIの提案を確認・修正するのみで迅速かつ正確な対応が可能となり、対応作成にかかる時間を約46%削減することができます。実際に導入された企業の事例からも、その効果が明らかになっています。
新機能の必要性
新機能である「回答自動保存機能」は、オペレーターがFastFlowで「コピー」ボタンを活用して作成した回答文を、自動的にデータベースに記録します。これまでは手動で良い回答を蓄積する必要がありましたが、この機能の導入によって、具体的な言い回しや解決策が簡単に保存され、次回のAI生成回答の精度向上に寄与します。これにより、オペレーターの優れたナレッジがチーム全体の資産として活用できるようになり、CS部門の対応品質が向上し、生産性も改善されます。
MONO BRAINの今後のビジョン
MONO BRAINは、「AIとともに働く未来のカスタマーサポート」をビジョンとして掲げており、「FastFlow」の機能強化を持続的に行っていく計画です。AI技術を駆使することで、CS部門が企業の成長を支援する重要な役割を果たせるよう、オペレーターとのコラボレーションを深めていく方針です。
FastFlowのサービスについて
「FastFlow」は、ブラウザの拡張機能として提供され、主要機能としてAIによる回答案生成、テンプレートの参照・検索、応対履歴の参照、テンプレートの更新代行、回答根拠表示、トーン調整などがあります。価格は月額6万円からで、初期費用が別途必要です。詳細は公式サイトで確認できます。
代表取締役、加藤真規のコメント
「FastFlowは、私がCS業務で感じた課題意識から生まれたものです。AIの力でオペレーターの負担を減少させ、よりクリエイティブで価値の高い業務に集中できる環境を実現したいと考えています」と、加藤真規代表は語ります。
会社情報
株式会社MONO BRAINは、2023年に設立され、公式サイトを通じて問合せが可能です。東京都渋谷区道玄坂に所在し、カスタマーサポートに特化したAIソリューションを提供すると共に、多様な活動を行っています。
このように、MONO BRAINの新機能により、カスタマーサポート業務に新たな風を吹き込み、生産性のさらなる向上につながることが期待されています。