街頭広告ポスターへの「写メ」行為に関する実態調査:男女間の意識差に迫る
株式会社リビジェンが実施した調査によると、10代~30代の若者における街頭広告ポスターへの写真撮影(写メ)の現状に、興味深い男女間の意識差が浮き彫りになりました。
調査結果概要
今回の調査では、全国の10代~30代男女500名を対象に、広告ポスターへの写メ撮影経験について尋ねました。その結果、女性は36%、男性は21%が「写メを撮ったことがある」と回答しました。
写メを撮ったことがあると回答した理由としては、「好きな芸能人が大きく掲載されていると嬉しいから」「髪型の参考にした」「ネタとして」「田舎に住んでいるため、好きな芸能人のポスターを見かける機会が少ないから」「友達に見せたいから」といった声が挙がりました。
一方、「写メを撮ったことがない」と回答した人に対して、知人が広告ポスターを写メしていたらどう感じるかを尋ねたところ、「ファンなんだなと思う」「ポスターを写真で撮る行動が理解できない」「人の迷惑にならない場所ならなんとも思わない」「そこまでしなくても」「少し引く」など、様々な意見が寄せられました。男性からは「何の意味があるのか」「特に何も思わない」といった反応が目立ちましたが、女性からは「好きなんだろうな」「恥ずかしくないのかな」と、その行動の意味を理解した上での意見が多くみられました。
男女間の意識差
この調査から明らかになったのは、女性の方が男性よりも広告ポスターを写メする傾向が強いという点です。その背景には、女性の方が、芸能人への強い憧れや共感、ファッションやヘアスタイルの参考として利用するといった、より感情的な理由が関与している可能性が考えられます。
一方、男性は、ポスターを写メする行動そのものに疑問を持つ人が多く、女性のような感情的な動機付けが少ないことがうかがえます。
まとめ
今回の調査は、一見些細な行動に見える「広告ポスターへの写メ」を通して、男女間の価値観や思考様式の差異を浮き彫りにしました。特に、SNS全盛の現代において、こうした行動の背景にある心理を理解することは、マーケティングや広告戦略においても重要な意味を持つと言えるでしょう。
今後、さらに詳細な調査を行うことで、より深い理解が得られることが期待されます。
調査概要
調査手法: スマホリサーチ(インターネットリサーチ)
調査対象: 全国10代~30代男女500名(スマートサーベイモニター会員)
有効回答数: 500サンプル
調査日時: 2013年8月2日 15:23~同日15:43
調査地域: 全国
実施期間: 株式会社リビジェン
株式会社リビジェンについて
株式会社リビジェンは、ITソリューション・アプリケーションサービスを提供する企業です。東京都港区に本社を置き、多様なサービスを通じて社会に貢献しています。
会社名: 株式会社リビジェン(LiviGen Inc.)
代表者: 代表取締役 孫尚均
資本金: 54,000,000円
設立: 2012年6月15日
本社: 〒107-0052 東京都港区赤坂8-5-40 PEGASUS AOYAMA 515
TEL: 03-4588-2776
URL: http://www.livigen.co.jp
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