第1回ジャパンハロウィンサミットがオンラインで開催
2020年9月22日、ハロウィンをテーマにした「ジャパンハロウィンサミット」がオンラインで行われることが決定しました。新型コロナウイルスの影響により、多くの地域でハロウィンイベントの実施が困難な状況に直面していますが、全国各地の実施団体は工夫を凝らし、地域の活性化に向けた取り組みを続けています。
ハロウィンの語源である「HALLOW」には「神聖な」という意味がありますが、元々は「悪霊の退散」を祈る風習が根付いています。しかし近年、都市部での混雑やトラブルの報道によりハロウィンに対するイメージが悪化し、その影響を受けた地域のイベントも少なくありません。そこで、地域のハロウィンを通じて、多文化共生や世代間交流、さらには地域の活性化を目指す重要性が再認識されています。
このサミットは、3つの部構成で進行します。
1. 地域に根ざしたハロウィンの共有
第一部では「地域に根ざしたハロウィンとは?」をテーマに、各地域の工夫や成功事例、苦労話を共有するパネルディスカッションが行われます。参加者には、川崎市のカワサキハロウィンを支える土岐一利氏や、相模原市のさがみおおのハロウィンを進行する長谷川洋平氏などが登壇予定です。
2. SDGsの視点からの提言
第二部では、学生を中心としたセッションを通じて、ハロウィンイベントがどのようにSDGs(持続可能な開発目標)に貢献できるかに焦点が当てられます。地域の若者からの視点での提言が期待されています。
3. 新たな展開と地域の取り組み
第3部では、オンラインを活用した新たな展開や、地域でのSDGs推進の取り組みについての情報交換が行われます。今まで一堂に会することがなかった各地のハロウィン実施団体がつながる機会であり、今後の連携に向けての貴重な場となることでしょう。
このオンラインサミットは「One Web Day」に合わせて開催されるため、インターネットを活用した生活に感謝の気持ちを持って取り組む必要性が強調されます。新しい時代における地域ハロウィンのあり方を様々な観点から考察する貴重な機会となり、今後の活動に大きな影響を与えることでしょう。
サミットの詳細なタイムスケジュールは、以下の通りです。
- - 13:30 開会宣言・ハロウィンの歴史
- - 13:45 日本で最初のハロウィンに関する解説
- - 14:00 第一部: パネルディスカッション
- - 15:15 第二部: 学生セッション
- - 16:00 第三部: 情報交換会
このサミットを通じて、全国のハロウィン実施団体が協力し、SDGsを意識した新たな価値を創り出すことを目指しています。参加希望者は定員が100名となっており、定員を超えた場合はLIVE配信が予定されています。興味がある方は、早めに参加申し込みを行いましょう。新たなハロウィン文化の形成に向けて、地域のつながりが今こそ求められています。