AnyMind Groupが新カントリーマネージャーを任命し、経営体制を強化
AnyMind Group株式会社は、経営体制の強化を目指して人事異動を行いました。この度、Lan Anh Nguyen氏をベトナムのカントリーマネージャーとして任命し、ホーチミンとハノイの両拠点を統括することになりました。この人事は、急成長するアジア市場において更なる事業拡大を図るための重要なステップとなります。
AnyMind Groupのベトナム市場への進出
同社は、2016年10月にホーチミン市にオフィスを設立し、ベトナム市場への進出を果たしました。その後、2017年1月にはハノイにも拠点を展開。現在では226名の従業員が在籍し、ベトナムにおける事業基盤を構築してきました。ベトナムは若年層が多く、デジタル化が進展しているため、AnyMindにとっても戦略的に重要な市場と言えます。
Lan Anh Nguyen氏の経歴とコメント
新任のLan Anh Nguyen氏は、ベトナムの大手広告代理店であるGolden Communication Groupにおいてグループ・エグゼクティブディレクターとして活躍してきました。さらに、ドイツのスタートアップインキュベーターRocket Internet社や、マーケティングエージェンシーのRiverorchid Notch社、総合広告代理店Climax社での豊富な経験を持ち合わせています。彼女は、マーケティング・コミュニケーションの分野で10年以上の経験をもとに、消費者の購買行動の急速な変化に対応し、ブランド企業に新たな価値を提供することを目指しています。
「私はAnyMindに参加できたことを非常に嬉しく思っています。今後、BPaaSソリューションを通じてクライアントの成長を支援し、私たちのミッションである『Make every business borderless.』を実現するために全力を尽くします」と語っています。
十河宏輔CEOの期待
AnyMind Groupの共同創業者であり代表取締役CEOの十河宏輔氏は、「Nguyen氏はリーダーシップと革新性を兼ね備えた人材であり、ベトナム市場の成長を加速させると期待しています。今後も私たちのテクノロジーとソリューションを駆使して、企業やクリエイターと共に成長していきたい」と述べています。
今後のAnyMind Groupの活動に注目が集まります。
AnyMind Groupの概要
AnyMind Groupは2016年にシンガポールで設立されたテクノロジーカンパニーで、現在は15ヵ国・地域に拠点を持っています。EC、マーケティング、生産管理、物流など多岐にわたる領域で、11のプラットフォームとソリューションを展開しており、DX推進と業務の効率化に寄与しています。その事業モデルであるBPaaSは、企業の成長を後押しする重要な要素となっています。
今後もAnyMind Groupは、アジア市場でのさらなる成長を目指して、革新的な取り組みを続けていくことでしょう。