立川まつり花火大会
2025-08-21 12:43:18

立川まつり花火大会に導入された最新落雷対策、PDCE避雷球の効果とは

新しい時代の落雷対策「PDCE避雷球」とは



2023年7月26日、東京都立川市で開催された「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」において、画期的な安全対策としてPDCE避雷球が導入されました。これは全国の花火大会で初めての事例であり、実行委員会はお客様の安全確保に向けて一歩進んだ取り組みを行ったのです。

PDCE避雷球の特性と効果



PDCE避雷球は、従来の避雷針とは異なり、雷を引き寄せるのではなく、落雷を遠ざける効果があります。この新しい技術により、雷の接近を未然に防ぎ、来場者の安全を確保します。今回導入されたのはPDCE-Magnumという大型モデルで、そのサイズは高さ405mm、重さは9kgとコンパクト。

特に、PDCE-Magnumは半径100mをカバーするため、会場内の主要なエリアに十分な保護を提供します。実行委員会は、花火大会の開催数日前に近づいた雷雲を受け、PDCE避雷球を三基設置して安全エリアを確保しました。

安心・安全なイベント開催を目指して



施工は、東京オリンピック・パラリンピックなどの実績を持つ株式会社エイトエージェンシーが担当しました。会社は「安心・安全なイベントの実現」を掲げており、野外イベントにおける安全性確保に特化したサービスを提供しています。

実際、昭和記念公園のような高木に囲まれた環境でも、PDCE避雷球を設置することで多くの観客が安心して花火を楽しむことができました。イベント後、各地の花火大会運営者からPDCE避雷球に関する問い合わせが相次いでおり、その関心の高さが伺えます。

PDCE避雷球の導入による可能性



PDCE避雷球の導入は花火大会にとどまらず、今後様々な屋外イベントでも活用されていくことが期待されています。実際、株式会社落雷抑制システムズが提供するこの避雷球は、すでに自衛隊、空港、鉄道、高速道路や病院など多岐にわたる施設に導入されています。

全国で約4,400基のPDCE避雷球が設置されており、落雷による被害を低減するための技術として広がりを見せています。このような取り組みによって、今後のイベントがより安全に行われることが期待されています。

まとめ



PDCE避雷球の導入が示すように、テクノロジーの進化が今後のイベント安全対策にどのように寄与するか注目です。立川まつり国営昭和記念公園花火大会を皮切りに、様々な分野での落雷対策の重要性が高まる中、今後も新しい取り組みが続いていくでしょう。これからのイベントにおいても、安全性を重視した取り組みが一層進むことを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社落雷抑制システムズ
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー 4401
電話番号
045-264-4110

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