mstdn.jp運営権譲受
2018-09-25 09:00:23

分散型SNSマストドン、登録ユーザー18万人のmstdn.jpの運営権を譲受けて新たな展開へ

マストドンとは



マストドン(Mastodon)は、ドイツ発祥の分散型SNSであり、全世界で100万人以上のユーザーが利用しています。マストドンの一番の特徴は、複数のサーバーから構成される点です。このサーバー単位を「インスタンス」と呼び、各インスタンスは独自の特色を持っています。

分散型SNSの魅力



マストドンをはじめとする分散型SNSは、従来の中央集権型SNSとは異なる運営スタイルを採用しています。オープンソースソフトウェアとして、ソースコードが公開されており、企業や個人が自由にサーバーの設立と運営を行える点が大きな魅力です。

各インスタンス同士は相互に情報を共有可能で、ユーザーは一つのサーバーにアカウントを作成すれば、他サーバーのユーザーをフォローできます。この仕組みにより、多様なコミュニティが形成され、ユーザーは自分に合った環境で自分の興味を追求できます。また、マストドンは国際規格プロトコル「ActivityPub」に準拠しており、他のSNSやプラットフォームとも連携が可能です。

mstdn.jpの役割



日本国内におけるマストドンの注目を集めるきっかけとなったのが、mstdn.jpです。2018年9月時点で、このインスタンスには18万人以上のユーザーが登録されており、日本のマストドンコミュニティの中心的な役割を果たしています。mstdn.jpは、分散型SNSの特徴を活かした独自の運営スタイルと、多様なユーザーの交流の場を提供しています。

合同会社きぼうソフトとその影響



最近、mstdn.jpの運営権が譲受されました。譲受先は合同会社きぼうソフトで、同社はスマートフォンアプリやWebシステムの受託開発を行っています。きぼうソフトは、これまでの経験とノウハウを活かして、マストドンに特化したニュースサイト「マストドン速報」も運営しています。

マストドンの公式プラチナスポンサーとして、同社はマストドンの開発コミュニティを支援しており、今後の発展にも期待が寄せられています。こうした背景から、mstdn.jpの新たな運営体制には多くの注目が集まっており、今後の展開が楽しみです。

まとめ



分散型SNSであるマストドンとその日本における重要なインスタンスmstdn.jp。新たな運営を手がける合同会社きぼうソフトのインパクトは大きいです。今後、このプラットフォームがどのように進化し、多様なユーザーを引き寄せていくか、乞うご期待です。

会社情報

会社名
合同会社きぼうソフト
住所
神奈川県横浜市港北区新横浜1−13−6アイシスプラザⅢ 2F・3F
電話番号
045-900-7280

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。