障がい者支援のためのeスポーツセミナー開催
一般社団法人日本eスポーツ協会(JESU)が、障がいを持つ方のeスポーツ参加を支える支援者を育成するための「第3回 からだに不自由のある方へのeスポーツ支援者入門セミナー」を2025年11月2日(日)に大阪で開催します。本セミナーは、前回のセミナーが大好評だったことを受けて実施が決定されました。今回も公益財団法人日本財団の助成を受け、医療や福祉の基礎知識を有する方々を対象にしています。
セミナーの概要
セミナーは大阪電気通信大学寝屋川キャンパス内のアクティビティホールで行われ、午後1時から6時30分までのスケジュールで進行します。 参加者は、eスポーツの基礎から開始し、現役の作業療法士からの講話や、実際のeスポーツ体験を通して、障がいを持つ方々へ適切な支援方法を学ぶことができます。 さらに、アクセシビリティコントローラを用いて、eスポーツがどのように環境調整によってサポートされるかについても学べます。
具体的な内容
- - 日本eスポーツ協会の担当者による基調講話
- - 現役作業療法士による専門的な講義
- - 各種eスポーツ体験の実施
- - アクセシビリティに配慮したプレイ環境の調整方法
- - 障がい体験を通じた支援内容の理解
このセミナーでは、参加者全員に修了証が発行されるため、学んだ内容を証明する機会も提供されます。
誰が参加できるのか?
参加対象者は、eスポーツに関心があり、障がい者を支援したい方、またはeスポーツプレイヤーに限らず、医療職や福祉職の専門学生の皆様も対象となります。高校生以上であれば参加可能で、障がいを持つ方もぜひお越しください。介助やサポートが必要な方については、事前にお知らせいただければ、適切な対応をさせて頂きます。
参加方法と詳細
参加人数は約30名で、応募者多数の場合は先着順となります。 参加は無料ですが、会場までの交通費は自己負担となります。お申し込みは
こちらのリンクから行えます。申し込み締切は10月30日(木)17時ですので、早めの登録をお勧めします。
様々な取り組み
eスポーツは、年齢や性別に関係なく誰でも楽しむことができる特徴があります。これを活かして、障がいのある方たちがeスポーツを通じて社会参加し、交流を深める取り組みが行われています。こうした活動によって、二次障害のリスクを低減し、社会からの孤立を防ぎ、様々な面でのメリットが得られています。
しかし、支援人材や必要な機器の不足が課題とされており、JESUはその改善に向けた取り組みを進めています。これからも日本のeスポーツの普及を通じて、体の不自由な方々の支援を行い、包括的な社会の実現に寄与していく所存です。
日本eスポーツ協会(JESU)についての紹介
日本eスポーツ協会は、国内におけるeスポーツの普及と選手の育成を目的とし、さまざまな取り組みを続けています。国民の健康や経済の発展への寄与を目指すこの活動に、vr国内外のイベントの際には多くの企業の支援も受けており、スポーツとしてのeスポーツの地位を確立しています。興味のある方はこの機会にぜひ参加し、新しい体験をしてみることをお勧めします。