新たなベンチャーデットの時代
2025-06-18 10:24:28

Funds Startupsが新たな時代を築くベンチャーデットファンド第1回年次集会を開催

Funds Startupsが開催したベンチャーデットファンド第1回年次集会



Funds Startups株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:前川 寛洋)は、2025年5月26日に、金融機関共同研究型ベンチャーデットファンド「Funds Venture Debt Fund 1号投資事業有限責任組合」の第1回年次組合員集会を成功裏に開催しました。この集会は、2024年3月のファンド設立から約1年を迎える特別な節目の日に実施され、参加LP(リミテッド・パートナー)に対してこれまでの活動を報告しました。

1部:活動報告


最初の部では、ファンドの決算報告や市場環境の変化、Funds Startupsの活動ハイライト、さらに今後の資金調達計画について詳しく説明しました。特に、初年度において全国の7行の金融機関からの出資を受け、目標以上の30億円を超える資金の調達に成功したことは、参加者にとって明るい未来への期待感を生んだことでしょう。

2部:トークセッション


次に行われたトークセッションでは、金融機関と投資先スタートアップの実務担当者を招き、活発な意見交換が行われました。特に注目されたのは、りそな銀行の西村氏と三井住友信託銀行の澤村氏による「銀行におけるベンチャーデットの取り組み」というテーマのセッションです。これにより、各銀行の取り組みを聞くことができ、参加者はその熱意や新しいプロダクトの認知を得ることの難しさについても理解を深めることができました。

また、株式会社アイリスの沖山氏と株式会社エイターリンクの江刺氏を迎え、「Deeptechスタートアップのベンチャーデットの活用方法」を議題にしたセッションでは、資金調達の困難さや具体的な審査上のハードルについて話すことで、参加者に新たな知識をもたらしました。特に、Deeptech企業ならではのニーズに対する理解が深まったことは、今後の投資戦略においても重要な方向性を示すものでした。

3部:懇親会での交流


集会の最後には立食形式の懇親会が開催され、参加者同士のネットワーキングを深める貴重な機会となりました。ファンドのアドバイザーや投資先企業のメンバーが参加し、様々な視点からの意見交換が行われることで、実践的な理解を深める場となりました。

代表者のコメント


代表取締役の前川氏は、この集会の実施を受けて「Funds Venture Debt Fundにおける初の組合員集会が開催できたことを大変嬉しく思います。また、参加いただいた皆様のサポートがあってこそ、ここまで来ることができました」と感謝の気持ちを示しました。これからも、社会にインパクトをもたらすスタートアップが理想的な成長を遂げられる仕組み作りに邁進する意向を強調しました。

ベンチャーデット市場の未来


前川氏は今後の市場動向についても言及しました。国内のマイナス金利から脱却し、金利が上昇する中での貸出競争の激化や、改善されつつあるスモールIPO環境に期待しています。今回の集会を通じて、Funds Startupsとしてもベンチャーデット市場の健全かつ持続的な発展が求められると確信していると述べました。

これからもFunds Startupsは、スタートアップへの新たな資金供給を進め、特にDeeptechに重きを置いた投融資活動を展開する予定です。発展を続けるベンチャーデット市場において、当ファンドはより良い未来を目指し、スタートアップと金融機関の架け橋になることを目指します。


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会社情報

会社名
Funds Startups株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿西一丁目10番11号藤原ビルディング5階
電話番号
050-1807-0058

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