グロービスMBA卒業生のポジティブな変化
グロービス経営大学院が実施した「第7回卒業生キャリアアンケート」の結果が明らかになりました。この調査は2024年10月から11月にかけて行われ、卒業生のキャリア、能力、人生に対する影響を中心に質問がなされました。
調査の背景と目的
グロービス経営大学院は、リーダーを育成することを目的に「創造と変革の志士」の育成を目指しています。この調査を通じて、卒業生がどのようにMBAプログラムを活用し、どのような成果を得ているかを把握し、今後の教育環境の改善に役立てることが目的です。
調査結果の主要なポイント
経営知識とビジネス課題への適応力
卒業生の95%以上が、グロービスMBAで得た経営知識を活用し、ビジネス上の課題に対して最適な解決策を導き出せるようになったと回答しています。さらに、実績向上や年収の増加を経験した97%の卒業生も、グロービスMBAが役立ったと考えています。
人生の選択肢が増えた
驚くべきことに、約97%の卒業生が「人生の選択肢が広がった」と述べています。このことは、MBA教育が彼らの視野を広げ、キャリアの選択肢を増やしたことを示しています。
能力開発と人的ネットワークの構築
在学中に、経営の原理を理解しビジネスに活かす能力を得たと答えた卒業生は98.7%。また、約90%が志や人的ネットワークを構築できたと感じています。これにより、彼らはビジネス界での強力なコネクションを築き、より良いキャリアを形成することができています。
キャリアにおける変化の実感
入学から卒業後にかけての処遇やキャリアの変化について質問したところ、最も多くの卒業生が「ビジネスで実績を上げた」「年収が増加した」「昇進した」と回答しました。また、入学時と比較して現在の平均年収は1.75倍に達しているというデータもあり、グロービスMBAがキャリア向上に寄与していることが立証されています。
社会貢献への関心も高まる
グロービスMBAは、単にビジネススキルを学ぶ場ではなく、社会に対する貢献意識を高める場としても顕著な影響を与えていることがわかります。約95%が、このプログラムを通じて社会への貢献意欲が高まったと回答しています。
君島朋子のコメント
グロービス経営大学院の経営研究科研究科長、君島朋子氏は「卒業生が多数、ポジティブな変化を実感していることを嬉しく思います。今回の調査結果は、能力開発や人的ネットワーク構築によって、人生の選択肢が増えることの重要性を示しています」と述べています。
今後の展望
グロービス経営大学院は、2025年度から新たにエグゼクティブMBAプログラムやテクノベートMBAプログラムを開講します。社会のニーズに応える教育プログラムを提供することで、これからもリーダーの育成を続けていく方針です。
詳細については、グロービス経営大学の公式ウェブサイトをご覧ください。