平城宮跡で夏の風物詩!約6万羽のツバメが織りなす幻想的な光景
奈良県奈良市の平城宮跡では、毎年夏の風物詩として、多くのツバメがねぐら入りをする光景が見られます。7月中旬頃から飛来数が増え始め、8月中旬にかけてピークを迎えます。日没後、約6万羽のツバメがヨシ原に集まり、夜空を埋め尽くす壮大な光景は圧巻です。
ツバメは、春から夏にかけて民家の軒下などに巣を作り、子育てをします。子育てを終えると、ヨシが茂る河川敷や湿地などの「ねぐら」に集まり、夜を過ごす習性があります。平城宮跡歴史公園内のヨシ原は、毎年多くのツバメがねぐら入りをする場所として知られており、日本最大級の規模を誇ります。
ツバメのねぐら入りを観察できるイベントも開催
平城宮跡歴史公園では、ツバメのねぐら入りの様子を観察できるイベント「ツバメのねぐら入り観察会」が開催されます。専門家の解説を聞きながら、約6万羽のツバメが夜空に舞う姿を間近で見ることができます。
観察会の日程と詳細
日程: 2024年8月3日(土)・8月4日(日)・8月10日(土)
時間: 18:15~19:30(少雨決行)
場所: 復原事業情報館付近
定員: 3日・10日:親子・家族20グループ(事前申込)
4日:200グループ(当日受付)
料金: 200円/1グループ
持物: 懐中電灯(スマホ可)・虫除け・飲み物・敷物
ツバメをテーマにしたクラフト体験も
観察会だけでなく、ツバメをテーマにしたクラフト体験イベントも開催されます。毛糸ポンポンでツバメのヒナを作ったり、羽の動くツバメを折り紙で作ったりできます。
クラフト体験の日程と詳細
日程: 2024年8月11日(日・祝)・12日(月・振休)
時間: ①10:00~12:00 ②13:00~16:00
場所: 平城宮いざない館ロビー
定員: ツバメ折り紙:各日100名
毛糸でポンポンツバメのヒナづくり:各回先着25名
料金: ツバメ折り紙:無料
毛糸でポンポンツバメのヒナづくり:300円
平城宮跡歴史公園について
平城宮跡歴史公園は、奈良県奈良市にある国営公園です。710年に藤原京から遷都された平城京の中心であった「平城宮」の宮跡で、1998年には「古都奈良の文化財」の構成資産の1つとして世界遺産に登録されました。広大な敷地内には、第一次大極殿や朱雀門などが復原されています。
平城宮跡歴史公園へのアクセス
住所: 〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南3丁目5番1号
アクセス: 近鉄奈良線「大和西大寺駅」から徒歩約15分、またはバスで約5分
休園日
4月・7月・11月・2月の第2月曜日(祝日の場合は翌平日)
年末年始(12月29日~1月1日)
お問い合わせ
平城宮跡歴史公園 平城宮跡管理センター広報担当
TEL: 0742-36-8780
FAX: 0742-36-8781
公式HP:
https://www.heijo-park.jp
夏の夜空に舞うツバメたちの幻想的な光景を、ぜひ平城宮跡歴史公園でご覧ください。