KPMGコンサルティングが知財・無形資産戦略支援サービスを開始

KPMGコンサルティングが新たな知財・無形資産戦略サービスを発表

KPMGコンサルティング株式会社は、企業が保有する知的財産や無形資産を活用し、企業価値を向上させるための新たなサービスを開始しました。このサービスは、経営戦略に具体的に組み込むことを目的としており、高度なガバナンス体制を構築する手助けを行います。

知財・無形資産の重要性と挑戦

近年、企業の成長戦略においてはグローバル化や事業の多角化が加速しています。これに伴い、企業が保有する知財や無形資産の獲得や活用はますます重要になっています。しかし、知財や無形資産と企業全体の経営戦略を統合するには、時間と手間がかかるうえに、部門間の共通理解が不足していることが多いのが現状です。このため、具体的なアクションにつながりにくいケースも見受けられます。

KPMGの新サービスの内容

KPMGコンサルティングは、権利を起点とするのではなく、企業のビジネスモデルに焦点を当てた新しい支援サービスを展開します。具体的には、企業が持つ核となる知財や無形資産を可視化し、それを基にした価値創造ストーリーの明確化を行います。このプロセスにより、企業全体での知財・無形資産の運用体制とガバナンスを整え、意思決定をサポートします。

知財・無形資産戦略の実施プロセス

このサービスの一環として、企業内のビジネスモデルの可視化やアセットの評価・分析を通じて、全社的なコアアセットを明らかにします。これにより、成長投資や活用戦略の策定、優先順位の明確化、重点モニタリング体制の構築が可能になります。

1. ビジネスモデルの可視化
事業の知財と無形資産の全体像を把握し、現在のビジネスモデルにおけるアセットの状況を見える化します。

2. アセットの評価・分析
企業が保有する知財や無形資産のポートフォリオチャートを作成し、複数視点からの評価を行います。これにより、事業戦略への貢献度や全社戦略との関わりを明示し、戦略の策定やガバナンスの構築に役立てます。

KPMGコンサルティングの信頼性

KPMGコンサルティングは、グローバルに展開するKPMGインターナショナルのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーションやリスク管理、テクノロジートランスフォーメーションといった幅広い分野で企業を支援しています。専門的な知識と豊富な経験を持つコンサルタントが、金融や製造、エネルギー、医療など多様な業界において質の高いコンサルティングサービスを提供しています。

この新サービスを通じて、KPMGコンサルティングは企業の知財・無形資産の実践的な活用を促進し、ビジネス創出能力の向上を目指していきます。企業にとって、知財・無形資産の戦略的活用は今後ますます重要になっていくことでしょう。