新たなweb3エンジニアの育成を目指す「UNCHAIN」とは
株式会社shiftbaseが新たに立ち上げたweb3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」は、これからのデジタル時代を支えるエンジニアを育てることを目的としています。近年、web3に関連する企業やプロジェクトの需要が急増する中、必要とされるエンジニアが不足している現状があります。この課題に対処すべく、shiftbaseは「未知の世界を楽しもう」というメッセージを掲げ、誰もが参加できるコミュニティを構築しました。
UNCHAINの特徴
UNCHAINに参加することで、ユーザーは無料で多様な学習コンテンツにアクセス可能になります。プロジェクト型の学習を通して、実践的なスキルを身につけ、学習履歴証明書としてNFTを取得することができます。このNFTを保有することで、特別なDiscordサーバーへのアクセス権も得ることができ、仲間との情報交換やプロジェクト共同開発に参加する機会を得ることになります。
また、UNCHAINでは利用者同士の相互学習も奨励されており、自身が貢献した分だけソーシャルトークン「$CHAI」を獲得する仕組みが整っています。このトークンは、金銭的価値とは異なる価値を持ち、有益な情報やサポートを提供することで得られます。
学習履歴証明NFTの意義
教育をデジタル化して推進するために、shiftbaseは「UNCHAIN PASSPORT」と呼ばれるNFTコレクションを開発しました。このNFTは、学習を修了した証として発行され、保有することで特定のリソースや情報へのアクセスができる権利を持つことができます。これにより、参加者は自身の学習の成果を形にしながら、コミュニティ全体の裾野を広げていくことができます。
現在提供されている学習コンテンツ
専門的なプログラミング言語やツールを用いたプロジェクト型の学習コンテンツが用意されており、具体的には以下のようなテーマがあります:
- - Ethereumネットワーク上でのオリジナルdAppの開発:SolidityとReact.jsを用いて、スマートコントラクトと掲示板アプリの構築を体験。
- - NFTコレクションの開発:動的画像生成コントラクトやNFTミントサイトの構築を通じてNFTの基礎を学ぶ。
- - NFT対戦ゲームの開発:ゲームアプリに必要なNFTキャラクターを制作するプロジェクト。
- - ジェネレーティブNFTの開発:アートNFTを利用したWebサイトの制作。
- - SolanaネットワークでのNFTコレクションの開発:Metaplexを活用したプロジェクトなど。
これらのプロジェクトは、エンジニアとしてのスキルを実践的に学ぶだけでなく、web3のビジネスアイデアを形にするための貴重な経験となります。
今後の展望
shiftbaseは、今後も提携企業との共同開発プロジェクトやdAppの開発を進め、さらなる成長を図る予定です。コミュニティメンバーとの連携を深めることで、web3エンジニアのニーズに応え、より多様なプロジェクトを展開していく方針です。
CEO志村侑紀のビジョン
株式会社shiftbaseのCEOである志村侑紀は、個人の自由と選択肢の重要性を強調しています。彼は博士課程での研究から得た知見を基に、誰もが参加しやすく、かつ自由な働き方ができる環境づくりを掲げています。「与える人が報われる」という価値基準を基に、従来の枠に捉われない新しい学びのエコシステムを形成し、個々が自分らしい生き方を追求できる場を提供したいと考えています。
まとめ
このように、株式会社shiftbaseの「UNCHAIN」は、web3技術を学びたいと願う全ての人にとって、参加しやすく実践的な学習環境を提供する新しい場となっています。興味のある方は、ぜひ参加して、未知の世界を楽しんでみてはいかがでしょうか。