飲食店支援『C-mo』
2018-10-09 10:00:05
AIを駆使した飲食店支援ツール『C-mo』が新機能を追加、業務効率化の可能性が広がる
飲食業界を支えるAIシステム『C-mo』の新機能
2023年10月9日、飲食店の業務支援を目的とした新たな機能が搭載された飲食店コンサルティングシステム『C-mo(シーモ)』が発表されました。『C-mo』は、飲食店のテクノロジーを活用して成長を促すシステムで、これまで1万店舗のコンサルティング実績から得たデータを元に設計されています。特に、経営のデジタル化が進む中、多くの飲食店が経営課題を解決するための強力なツールとなっています。
『C-mo』の機能と利点
このシステムでは、定量化したデータを基にしたアルゴリズムを利用し、マーケティング戦略を自動化できます。例えば、飲食店が抱える人件費や運営業務の効率化を図りつつ、集客を強化するためのデータに基づいた判断が可能です。主な機能としては、予測AIアルゴリズム機能やWEB指数の閲覧機能、さらに詳細な分析機能などがあります。
売上予測ボードの効果
新たに追加された「売上予測ボード」は、AIを活用し店舗の売上を正確に予測する強力なツールです。この機能により、飲食店経営者は当月以降の売上見込みを事前に把握し、予算とのギャップを分析することができます。具体的には、広告プランを事前に調整したり、無駄な発注やシフト管理のブレを減少させたりすることが可能。また、この予測の精度はなんと約90%とされ、高い信頼性を誇ります。
背景と開発の必要性
飲食業界は常に人手不足や食材価格の高騰、また集客方法の多様化など、さまざまな課題に直面しています。そして開業から間もない店舗が苦しむ中で、3年以内に7割が倒産するという厳しい現実もあります。このような背景を鑑みると、特に個人経営の飲食店は高額なコンサルタントを利用することが難しいため、手頃で実用的な支援ツールの需要が高まっています。そのため、『C-mo』はテクノロジーを駆使して、飲食店経営をサポートしようという目的で開発されました。
未来の展望とビジョン
『C-mo』は、今後5万店舗に導入されることを目指しています。さらには、このシステムを飲食業界におけるマーケティングプラットフォームとして展開し、業界を牽引するインフラとなることが期待されています。これにより、持続可能な飲食店経営が実現し、業界全体の活性化に寄与することでしょう。
会社情報
『C-mo』を提供する株式会社トライエッティングは、名古屋大学発のベンチャー企業で、AI領域に特化した総合的なサポートを行っています。彼らは、「明日のものづくりを、今日しよう」という理念のもと、約半年間で200件以上の実績を持ち、様々な業界に対応したAIソリューションを構築しています。また、もう一つの会社である株式会社CS-Cは、飲食店や美容室に対するコンサルティングを行っており、テクノロジーによる課題解決を推し進めています。
このように、飲食業界のビジネスモデルを革新する『C-mo』を通じて、今後の飲食店経営に革命が起こることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CS-C
- 住所
- 東京都港区芝浦4-13-23 MS芝浦ビル12階
- 電話番号
-
03-5730-1110