株式会社ダブルエムの成功事例
株式会社ダブルエムは、名古屋市に本社を構え、セミナー企画サービスを提供する企業です。今回は、同社が行った大規模セミナーの事例を通じて、イベントマーケティングの成果を見ていきましょう。
プロジェクトの背景
このプロジェクトは、一般社団法人企業共創支援機構からの依頼で始まりました。企業共創支援機構は、これからのビジネスとして注目される共創活動を通じて、中小企業の経営課題を解決することを目的としています。設立以来、経営者同士の交流やアイデア共有を促進し、新たなビジネスチャンスの創出を図ってきました。
しかし、共創支援機構は設立間もなく、知名度が低く集客に苦戦していました。既存のリストだけでは、新規参加者を増やすことが難しかったのです。そこで、ダブルエムに依頼し、イベントマーケティングを通じて集客力を強化する施策を探ることになりました。
イベントの実施
ダブルエムは、1,000人規模のセミナーを計画し、運営をトータルでサポートしました。具体的には、講師の選定、プロモーション戦略の提案、当日の運営サポートを行い、投資額の4倍以上にあたる売上を達成したのです。また、実際に集まった参加者数は1,118名にも上り、キャンセル待ちが出るほどの盛況振りでした。
参加者の中からは、セミナー後に35名が有料会員として登録。この結果、企業共創支援機構は、アップグレードされたブランディングのもと、継続的な収益化を図ることができました。
専門家の見解
今回の成功には、企業共創支援機構の理事である林周平氏へのインタビューももののデータが役立ちました。林氏は、ダブルエムの支援の効果について「マーケティング戦略の見直しや新たな施策を導入することで、大きな成果を上げることが出来た」と評価しています。企業共創支援機構は、今回の経験を基に、今後も新たなビジネスチャンスを模索していくとのことです。
まとめ
このように、株式会社ダブルエムと企業共創支援機構の共同プロジェクトは、計画通りに進行し、思わぬ成功を収めました。イベントマーケティングは、効果的なブランディングと集客の手法として、企業における新たな収益源を築く可能性を秘めています。有効なサポートを得ることで、初期投資以上の回収を見込めるイベントの開催が実現し、企業の長期的成長にも寄与しました。今後も、企業が抱える様々な課題に対し、イベントマーケティングの手法が活用されることが期待されています。