新たな無人店舗
2023-01-24 09:30:01
熊本にオープンした無人店舗「博覧百貨」が地域の魅力を伝える新たな拠点に
熊本に無人店舗「博覧百貨」オープン
熊本市中央区辛島町にて、無人店舗の新たなスタイル「博覧百貨」が登場しました。この店舗は、地域の工芸品や特産品を体験し、ECを通じて購入できる革新的なショッピング体験を提供します。
歴史的建物が織りなす新たな空間
2022年12月1日から2023年2月末日までの期間限定でオープンした「博覧百貨」は、1907年に醤油醸造蔵として建設された歴史的建造物をリノベーションしたものです。この魅力的な空間では、地域のデザインプロダクトが展示されています。
この新しい店舗の特徴は、顧客が商品を実際に手に取ることができることです。QRコードをスキャンすることで、商品の詳細情報を知ることができ、商品をECサイトで購入できる仕組みが整っています。出品者は直接、顧客に商品を郵送するため、地域の作り手と消費者が直接つながることで、地域経済の活性化にも寄与しています。
地元企業のPRと観光の場
「博覧百貨」は、地域の企業のPRの場としてだけでなく、観光客にとっても楽しめるスポットです。熊本の特色ある歴史的建造物を楽しむことができる上に、地域の産業にも触れることができる体験型の店舗です。
主催は熊本市、運営は株式会社野田市兵衞商店が行っています。また、今回のプロジェクトでは、全国の自治体や歴史的建造物を管理する企業との協力を募り、さらなる展開を目指しています。
体験が生まれる無人店舗の仕組み
無人店舗である「博覧百貨」は、一見シンプルですが、顧客が商品を見て触れ、QRコードを読み取ることで、その場で体験を重ねることができます。ここでの商品の情報は、ドキュメンタリー映像で表示され、製品の背景や作り手の物語が視覚的に伝わります。このように、製品自体だけでなく、その背景にあるストーリーや文化に触れることができるのが、この店舗の大きな魅力です。
この体験を提供する中で、リノベーションされた歴史的建物の美しさも加わり、訪れる人々に強い印象を与えています。チェックインして新しい体験をすることで、消費者が感情的に繋がりやすくなり、購買意欲をかき立てられます。
地域の魅力を発信する「博覧百貨」の未来
「博覧百貨」のアドバイザリーパネルを務める津田晴美さんは、店舗の魅力について「無人店舗でも人間味が溢れ、その場で体験することで心が躍る」と語っています。実際に訪れた人々は、商品を触れ、QRコードを読み取り、リアルな体験が生まれる過程を楽しんでいます。このように、「博覧百貨」は熊本から新たなショッピングスタイルを発信し、今後全国展開への道を拓く重要なプロジェクトとなりそうです。
博覧百貨の公式ウェブサイトも存在し、詳細や新たな情報が展開されていますので、ぜひ足を運んでこの魅力的な店舗を体験してみてはいかがでしょうか。地域の魅力を再発見できるかもしれません。
会社情報
- 会社名
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株式会社白青社
- 住所
- 熊本県熊本市東区東本町6-18
- 電話番号
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