新たな社会課題解決の拠点「Glass Rock」誕生
2025年にオープンする「Glass Rock」とは、東京・虎ノ門ヒルズに位置する新たな会員制の拠点であり、社会課題の解決を目的とした多様な活動を行う場です。この施設は、企業や行政、NPO、個人が集まり、協力し合って社会問題に取り組むことを目指します。
未来予報株式会社の参画
「Glass Rock」にコンテンツパートナーとして参画するのは、未来予報株式会社です。この会社は、未来像を構築することに特化した企業で、約10年間、社会課題に対する革新的な教育コンテンツを開発してきました。本施設においてもこれまでの知見を生かし、参加者が未来に向けたビジョンを持つことを促進していくことになります。
「つながる」「まなぶ」「ひろげる」の三つの軸
「Glass Rock」には、「つながる」「まなぶ」「ひろげる」という三つの主要な機能があります。
1. つながる
この機能では、社会課題解決に貢献したいと願う多様な人々が集まり、継続的なコミュニティを形成します。ここでは、コミュニティマネージャーや共創コーディネーターが配置され、密接な議論を促す仕組みが整っています。
2. まなぶ
次に、「まなぶ」機能では、参加者が実際に社会に役立つスキルや知識を学び、解決策を模索するためのプログラムやイベントが用意されています。企業やNPO、政府機関が協力し、具体的なケーススタディやノウハウを共有することで、「学び合う」環境を提供します。
3. ひろげる
そして、「ひろげる」機能では、集まった知見や経験を基に、新しい関係者や支援者を巻き込むための情報発信を行います。定期的なレポート発信やオンラインプラットフォームを通じて、メンバーの活動の透明性と信頼性を高め、コミュニティの理解と共感を促進します。
施設の特徴とプログラム
「Glass Rock」では、法人メンバー専用の「Partners Lounge」と、全メンバーが利用可能な「Members Lounge」が用意されています。4階のPartners Loungeでは、約100社と300名の法人パートナーが集い、社会課題に向けた対話やイベントを行うサポートを受けながら、新たなアイデアを検討するためのスペースとして活用されます。地下1階のMembers Loungeでは、幅広いセクターの人々が集まり、実践的なセミナーやワークショップといった新たな可能性を探る場として機能します。
さらに、定期的に開催される展示会は、企業の取り組みを共有し、訪れた人々に自分が気に入った「小さな一歩」に投票させることで、来場者の意見を集約し、次なるアクションを生み出す土壌をつくります。
未来思考を育むプログラム
未来予報株式会社では、「Take Off Program」や「X Roadmaps」といった教育プログラムを展開します。これらは、クロスセクターでの共創を促進するためのカリキュラムを用意し、参加者が持続可能な社会の実現に向けて行動を起こすための能力を育てます。このようにして、未来思考を持つ人材の育成を通じて、最終的には社会全体の変革を実現していく狙いです。
まとめ
「Glass Rock」は、社会課題に積極的に取り組むことを望む人々が集まり、共に新しいアイデアを生み出し、実行に移すことを可能にします。未来予報株式会社の知見を生かしながら、未来に向けた共創の場となることが期待されています。持続可能な社会の創造を目指すこの新しい拠点は、まさに社会革新の試金石となるでしょう。